賑わってる駅前から
少し離れた路地に入って行った。
《このビルだ。》
「行くよ!」
ハルカに手を引かれ、
ビルの中へ入って行った。
どうやらビルの7階にあるらしい。
エレベーターで上まで
上がる事にした。
エレベーター内には、
いかにも怪しげなマッサージ屋の
募集の張り紙とか、
いろいろ貼ってあった。
チーン
ドアがあいた。
「いらっしゃいませー!!!
可愛い女の子2名ご来店でーす!♪」
あたしたち2人はびっくりした。
いきなりハイテンションで
そう言われ、引き返すにも
引き返せなくなった。
店の店員に言われるがまま
登録手続きをした。
中へ入って行ったら
女の子がたくさんいた。
「ハルカ、やっぱりここやばいよ~」
「大丈夫だって!やばくなったら
逃げればいーじゃん!」
のーてんきなハルカに呆れた。
部屋の中には、大量の少女コミック、
雑誌、お菓子、ジュース、
ヘアアイロン、カラオケまであった。
これ全部無料だなんて怪しすぎる。
そして、部屋の壁が1面だけ
鏡になっていた。
「ゆりあちゃんご指名で~す♪」
いきなり店員がそういった。
思わずあたしとハルカは
顔を見合わせた。