昨日は祝日だったけどウィークデーだったので朝のテレビは軒並みワイドショーしかやってないからNHKをずっと見てました。
仕事でペアを組んでた同僚が体調不良で一週間ほどお休みしてて、二人でする仕事を一人でやっているのでもうヘトヘトなのです。
どっこいしょ。
だもんで休みの日なんか体動かないわー!
無理しないで休もう!と言いわけしつつ朝ごはんのあと尻に根を生やしてダラ~っとテレビ見てました。
こんな時シングル(息子はいるけど)は気楽~
その分つい自分に甘くなるから自堕落になりがち。。。
前にラジオでまーくんが言ってたことが刺さるわ。
「(厳しい規則がないとしても)自由の中でどれだけ自分を律するかだよね」
ほんとその通りよねまーくん!!
素晴らしいわ
それはさておき。。。
さすがのえねちけ~なんですよねー。
テレビとはかくあるべき!!というような良質な番組をお作りになってて。。。
地方局が制作した番組だったんですけどね。
仙台だったかな?
出羽三山のひとつ羽黒山は古くから山岳信仰の山。
その羽黒山に風力発電の設置計画が持ち上がり、山を崇め守って来た山伏を始めとする地元の人達は断固反対。
風車の建設を阻止するために地域住民が団結し、署名運動に奔走する様子、山の神様へ祈りを捧げる伝統のお祭りを取材したドキュメンタリーでした。
番組の冒頭、私は息子に語ったわ。
「修験者達が昔から守って来た神様の領域を開発のためと人が勝手に切り開くから、神様が怒って後に自然災害が起きるのよね」
と。
息子も神妙な面持ちでうなずいておりました。
「建設中に事故が続くとかね」
と、息子。
そうそう。
神の領域はいたずらにさわってはいけません!
そして地域の人達の熱い活動と伝統を守らねばならないという強固な意思と訴えが伝わったのか風車の建設はめでたく中止になりました。
こういうのって、大概負けてしまうものだけども、その土地の人達の山を守るという強い信念がほんとに強かった。
人間は自然の一部であり常に自然に生かされているということに感謝しながら日々を生きている、木訥で信心深い人達。
取材されてる山伏さん達(普段は農家だったり勤め人だったり普通の生活をしています)を見てるだけでありがたくて手を合わせたくなりましたよ。
今の日本にあって、まだこんなに心を大切に生きている人達がいるんだなぁって。
気がつくと自然に両のまぶたから涙が滲んでいるのでした。
わたくしは、半ば崩壊したような現在の日本のテレビ界にも、清々しくも品格のある良心が確かに存在することに安堵すると共に、これからも体勢に与することなく、その報道姿勢を貫き真摯で良品な番組を制作して頂きたいと切に願いました。うむ。
と、そこで心の洗濯をして良かった良かった、いい番組だった~と、満足しながら次の番組を見ましたの。
次のは
国民文化祭・わかやま21
全国障害者芸術・文化祭わかやま大会
という和歌山県で行われた大規模な芸術発表会でした。
リモートで天皇皇后両陛下もご観覧されていました。
これもとにかく見事でした。
まず、障害者芸術大会というタイトルから某テレビ局の毎年のアレと重なったけども、アレとは何と趣の違うことか。
演じている人の情熱がまっすぐに見ている側に伝わってくる。
キレキレの美しいダンス、歌、力強い和太鼓等々。
プロもアマチュアも子供も大人も、和歌山の魅力をあますところなく表現する。
和太鼓はプロの方が指導した高等支援学校の生徒達と演奏。
支援学校の生徒達の熱い演奏に、またしても涙がつつぅ~と流れ落ち・・・
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