アカデミー3部門受賞ということで、これは観ておこうと思い、やっと行けました。
助演男優賞のマハーシャラ・アリさん、気品がある演技、すてきでした。惚れましたね。アリータにも出てましたね。
ヴィゴ・モーテンセンさんも、とてもキュート。
ストーリーは、黒人差別が強い時代、それ程大昔でもないのですが、1962年のアメリカが舞台。
黒人ピアニストと、彼に雇われて運転手となった白人の男に起こる様々な出来事が描かれています。
ニック・バレロンガさんという、主人公トニー・リップさんの息子さんが、共同で脚本を作っているそうです。
実際に存在した人物だったんですね。
実際に存在したかどうかなんてどっちでもいいと思う位、いいお話でした。
誰かが死んでしまうとか、激しいラブシーンとかいう刺激は全くない、今時珍しい映画だったのですが、観た後、心が温かく、ジーンとなる映画でした。
黒人差別、大家族の団欒、２つとも日本にはあまり縁がないものなので、なんとなく分かるなーという感じにはなってしまいましたが、これはおすすめな映画だと思います。