さいきん、楽天のほうのブログがきっかけで、Yさんという関東在住のシンパパさんと知り合いました。
Yさんは以前熱帯魚のブログを書いていたんですよ。とおっしゃるので、
「実は私も別居前まで長年熱帯魚を飼っていました。子供も好きなので、またいつか飼いたいです。」というメールを送ると、
「水槽は自宅に50本くらいあるから、良かったら差し上げますよ」ということに。恐縮しまくる私にYさんからのメール。


僕の元妻は「子育てに誇りがもてない」 と出て行ったんです。
けど細魚さんはブログで「子育てに誇りをもっている」と書かれていた。
その言葉が僕にはとても印象的だったんです。水槽はどうかもらってください。


その文章を読んで私は涙が止まりませんでした。


届いたのは水槽、濾過装置、ヒータ、蛍光灯から餌までフルセット。しかも全部高級品でした。
感激しまくる私は感謝の気持ちをこめて
「私と娘にサンタがやってきた」というブログを書きました。
Yさんからは「なんか照れます」とのメール。
喜んでいる写真を見せたくて、私は自分と娘の笑顔の写真を送りました。
するとYさんは自分も写真を送らないといけないと思われたらしく、
「すみません写真これしかないんです」となぜか自分がネコとお風呂に入っている写真(笑)と、お祭りのハッピを着て、カメラの前ではにかんでいる息子の写真を送ってくれました。熱帯魚の写真も沢山送ってくました。


「丸いおにぎりしか作れなくて困りました」


メールは苦手らしく、不器用に遠慮がちに自分の子育ての苦労話や、
バイク(私もかつてはライダーでした)の話をされるナイーブで優しいYさんに
私は好感をもちました。


それはもちろん男女の恋愛とかじゃなく、同じ一人親の共感、同じバイク乗りの共感、熱帯魚やネコを愛する優しさへの共感..そんなところからです。
ピュアなYさんとのメールのやりとりはとても心が洗われました。
Yさんも私とのメールはとても楽しいようでした。いい関係だったと思います。


ところが、例のばつ1部長が、私のお礼のブログをみて激怒。
「あれはどう読んでもYさんへのラブレターだよ。嫉妬した」
私が水槽のお礼に息子さんへのプレゼントを考えてるのというと
「全く、細魚は何もわかっていない。そんなことしたら、Yさんがすっかり誤解するじゃないか」
彼の理論によると、オトコがオンナに好意をよせるのはみんな下心なんだそうです。


私は迷いましたが、たしかにもしYさんが私に淡い恋愛感情をもっていたら申し訳ないと思い、遠い遠い関東にいるYさんに「すみません、あのブログは消去しました。実は私には彼がいて、その彼がよく思っていなくて..。でもこれからも魚のこととか教えてくださいね」とメールを書きました。
Yさんからはすぐに「ご迷惑をおかけしてすみませんでした」との返事。
そしてそれから私は1度メールをしましたか返事はもう来ませんでした。


今思えば、淡い恋心程度なら、別に持ってもらっていても、それでYさんが少しでも仕事や育児に辛い毎日の活力になれば..それでも良かったのじゃないかと思います。

優しい、優しいYさんの好意を踏みにじったような気がして..私はとても落ち込みました。