皆さん、こんにちは                        2023年9月8日

 

 最近YouTubeを見ていたら、素晴らしい発見がありました。

 「HIMARI」の名前で、世界で活躍する12歳の天才ヴァイオリニスト。

 

 「リビンスキ・ヴァイエニャフスキ国際コンクール2021に出場し、史上最年少(当時10歳)で

第1位を上回る特賞グランプリ受賞という快挙を成し遂げた少女。

 

 ヴァイオリン界の世界的巨匠と言われる審査員たちが、5秒で沈黙し、聞き入っていく様子が

流れます。

 

 全く前知識なく見ていたのですが、その音色、指裁きに感動するだけでなく、少女のヴァイオリン

を弾く姿を見ているのに、大自然の中にいるような、あるいは壮大な映画を観ているような心地よい

心の拡がりを感じました。

 

 彼女が奏でるヴァイオリンの音色は、繊細さと力強さを併せ持ち、一音一音がとてもクリアーで

そう、アニメの中で、楽器演奏で音符が空中に広がっていくように、まさに余韻を残しながら、

音符が流れ出していくような気がします。

 

 たった1台のヴァイオリンがこんなにも広く、深く響くものだと驚き、こんなにも豊かな音の世界が

紡がれるのかなと感動しました。

 

 そんな少女、名前は「吉村 妃鞠(よしむら ひまり)」2011年生まれの12歳、両親とも音楽家で、

母は「吉村 恭子」プロのヴァイオリニストです。

 

 3歳で、母の古いヴァイオリンに触り始め、4歳では、コンクールに出始め、6歳でオーケストラとの

競演を果たし、数々の国際コンクールで演奏し、参加した42のコンクールで全て1位になっています。

ある高名な審査員は、「彼女のなかで神か天使がいる」と評したとのことですが、今日では、

「モーツァルトの再来」と言われているそうです。

 

 世界の名だたる交響楽団と共演し、ほんの小さな可憐な少女がソリストとして主旋律を弾き、多くの

バイオリン奏者がリズムを付けていく光景は、力強く輝いており、その姿は圧巻です。

 

 今は、ロシア、スイス、オーストリア、イタリア、ベルギー、ウクライナ、アメリカ、カナダ、

そして日本と世界で、活躍を続けています。

 

 このような彼女の才能に注目し、昨年前澤 友作氏が、所有の「ストラディバリウス」を貸し出した

そうです。300年以上昔に造られた貴重な名器が彼女によって奏でられています。

 

 早速コンサートに行きたいなと思いましたが、年内は売り切れで買えませんでした。

 

 これからも注目し、HIMARIちゃんを応援したいなと思った一日でした。