暴行罪
前にも書いたが、暴行、という行為は、幅が広い。私の場合、つい、出来心、ではない。緊急逮捕だ。
肖像権の侵害(民事法)
払う、と、いう嘘(刑法)
4対1、で逃げる行為(刑法)
に、対する、緊急逮捕の中の暴行だ。この正統性がどこまであるのか?
警察では、民事不介入なので、有罪、起訴。なので、検察に行く。
検察庁では、検事が取り調べの中で、民事法を語った。そして、言ってはならない事を言った。
再捜査で、矛盾はなくなり、事件はいよいよ、判断を待つ段階だ。
検察庁で、不起訴、または、処分保留
裁判での、有罪、罰金以上か、無罪
これを待つ。
私が覚悟を決めないとならない時間が来た。
私は無罪を貫く。
検察が裁判にかけ、罰金刑以上なら、争う姿勢をとる。どんなに時間が掛かっても、無罪を勝ち取る。
そのための準備をしなければならない。
国選弁護人をたてる。
なのだが、これがかなり難しい。動いてくれる弁護人を、探さないとならない。普通の人は、弁護士など知らないし、ましてや、動いてくれるのかも、判断出来ないのが実情で、落とし所に、大抵落とす。争うということは、なるべく避ける傾向にある。
ここは、留置場。
解らない事はプロに聞こう!
留置場には、悪いことを繰り返してしまい、逮捕される、プロがいる。なので、警察や検察、裁判や流れを良く知る人がいる。勿論、弁護士の知り合いや、今、ついている弁護人を良く知る。
つまり、本気で動いてくれる弁護士を知っている人がいる。
弁護士のリサーチが開始された。
そしてこの夜、就寝と共に雷が鳴り響いた。習性とは恐ろしい。カメラを持ちたい衝動に駆られる。
雷は近い、雨粒の大きさも音で分かる。災害が起こるのが解った。手錠をしたままでも撮影したい。が、叶わない。
留置場が暗く成った。神経は寝ていない。直ぐに起きた。15番も起きていた。停電になって直ぐに飛び起きた私に、かなり驚いていた。
この夜は長いこと考え事をしていた。脱走!
あらゆる設備を思いだし、署内の図面を完成させて、逃げるルートを決めたが。肝心のカメラが何処に有るのか解らない。
警察官を人質にする。脱走計画、全国版の新聞の見出しが、頭を過る。
外では、サイレンが鳴り響く、聞こえたサイレンは、5種類、電気、ガス、警察、消防、JR。災害確定のサイレンだ。