雑司が谷のカレー屋「アナモル」です。
1000円以内のランチメニューがあって
しかも、それらはすべて
ナンがおかわり無料。
カレーの種類も多くて
どれも本格的な味。
池袋の駅から少し離れているためか
あまり混雑してるのを見たことがない。
穴場のお店ですね。
BS-TBSの番組「X年後の関係者たち」の
三菱鉛筆の回を見た。
そこで、非常に刺さる言葉を聞けた。
「鉛筆で書いた筆記描線は、
紙が保てば1000年以上保つ。
デジタルでは難しい」
たしかに。
デジタルなんてのは、単なる電気信号だ。
デジタルデータそのものは劣化しないが、
メディアは当然書き込み回数で劣化する。
ハードディスクなんて
定期的に電気を流してないとデータは消えるし
最悪、近所に落雷があったら
全データが一発で消滅する(笑)
音楽CDやDVD等の製品版ディスクの寿命は
約30〜50年と言われていて、
CD-RやDVD-Rに関しては約5〜10年と言われている。
とてもじゃないが、1000年なんて保たない。
まあ、紙は水や火に弱いから保管が大変だが、
それはデジタルデータも大変さは同じ。
電気ショックに弱いし、
そもそも電気がないとデータが無効化される。
メディアが燃えたら機能しなくなるし、
デジタルデータは0か1の電気信号の塊だから
規格が変わったら当然読めなくなる。
規格が変わる度に
バックアップを残さないといけなくなる。
その手間が1000年続くとは思えない。
どっかの漫画博物館では
漫画のオリジナル原稿をデジタルデータ化して
後世に残そうとしているが、
紙の原稿をしっかり保管した方が
より長く後世に残せるんじゃないかね?
思えば、
飛鳥時代や奈良時代の書物が今発見されたり
解読されたりしているのを考えると、
紙に文字を残す方が長もちするという
確たる証拠があるってことだよね。
何より、
紙に書いた文字ってのは
字に個性があるし魂が込められる感じがするよね。
キーボードで打ち込んだ文字は
誰が書いても同じ大きさ、同じ形、同じ文字間、
綺麗に一直線に並べられた文字の文章になるし、
直接書かれてないから
書いた人の筆圧が感じられない。
やっぱ、紙と鉛筆は無くせないね。
企業が仕事で使う書類なんてのは
デジタルデータで良いよ。
心とか気持ちとか不要なんだから(笑)
けど、
手紙とか伝言メモみたいなのは
紙と鉛筆が良いよね。