2018年配信の『ミスター・サンシャイン』。
イ・ビョンホンとキム・テリ主演。
(以下、ネタバレ含みます。)
夫が最近このドラマを見ていて、私もちらちら見ていた。
私は、基本的には平和でちょっと笑えるラブコメ系のドラマが好きなので、
重たいドラマはあまり好きじゃない。
登場人物に感情移入し過ぎて、ドラマを観た後も、
現実でその感情を結構引きずってしまうタイプ。
最初は結末が分からなかったけど、
ドラマの中でもエシンが呟いていた「サッド・エンディング」になるんだろうな…って分かってからは敢えてじっくり観られなくなった。
私自身も子供がいるから、親が子供を大事に思う気持ちは良く分かる。
主人公のユジンとエシン。
ふたりとも、母親・父親が命に代えて守った命。
絶対に幸せになって欲しいと親は願ってたはず。
なのに、ふたりとも、祖国の為に大事な命を捧げようとしている。
その志はすばらしいものかもしれないけど、
自分が一番先に幸せになって良いんだよ!と言いたい。
エシンはユジンと一緒にアメリカに渡って、幸せになって欲しかったな。
あんな時代だから仕方ないのかもしれないけど、
みんながみんな、死に急いでいるような気がして、何とも言えない気持ちになった。
私自身が日本人だから、当時日本軍が酷いことをしていたのは確かだけど、
あのドラマの中での日本人に描かれ方も残酷で、目を瞑りたくなるようなものだったから、
余計に重い気分になった。
最終回、ユジンが死んだのが1900年代初めで、朝鮮独立が1945年。
あの後も、義兵たちの報われない時代が数十年も続くと思うと、辛い。。
時代さえ違っていたら、普通に幸せになっていただろう人たち。
だからこそ、今の日本の平和な世の中がすごくすごく有難いと思う。
今もまだ世界中で戦争は続いてるけど。。
平和な世界だけを望みます。