これが私のモットーです。
楽しく生きるといっても、年がら年中、笑っていようというわけではありませんが。
しんどいことも楽しめたらいいなぁと思ってます。
「楽しむ」って、私の中では「味わう」に近い感じがします。
喜怒哀楽の「楽」が、「楽しい」という感情なわけで、それはもちろんなんですが、
喜怒哀楽を「楽しむ」というのもあると思います。
もし、「人生」を「食べること」だとすると、
喜怒哀楽、さまざまな感情、さまざまな出来事などは、食べ物・・・日々の栄養で、
これにはそれぞれ、いろいろな味があるということになります。
せっかく味があるのだから、どうせ食べるなら、しっかり味わいたいです。
私は、「楽」を主食・・・たとえば、ご飯みたいな感じでこれを中心に、他にもいろいろ、
甘い、辛い、しょっぱい、すっぱい、苦い、いろんな味を味わいたいな、
そんな風に思っています。
辛いものだけを食べて、その辛さだけを思いっきり味わう、といったこともありますが
辛いものや、しょっぱいもの、すっぱいものと一緒に食べるご飯がおいしい。これが、
しんどいことを楽しむ、みたいな感じでしょうか。
また、「この苦味がたまらない」そんな食べ物があるように、苦味も楽しめたらと思います。
食べ物と同じように、苦味を楽しめるようになったら大人なのかも、という気もします。
もちろん、甘いお菓子も、いつまでも、だ~い好きでいたいですけどね。
ピリピリした怒りも、悲しくて流したしょっぱい涙も、その時はつらいけど、後から、
それを味わったことを楽しめたら・・・そんな生き方ができたらいいなと思います。
つらいことは、その味が濃ければ濃いほど、それを味わったことを楽しむまでには時間が
かかるかもしれません。でも、いつか自分でも気づかないうちに消化できていれば、ただ
それだけでいいのかもな、という気もします。
とにかく、ご飯! そんな感じで、楽しいことを、やっぱり一番大事にしたいです。
(ところで・・・味覚でも、人生でも、「まずそうなもの」は、「危険そうなこと」に
あたると思うのですが、好奇心旺盛な人はどんどんチャレンジして、そして中には、
本当に「まずいもの」でも、食べ続けてしまう人もいるように思えます。
そして、まずいものを食べても、それが栄養となる人、そうとはいえない人、さまざまだ
という気がします。
でも、一見まずそうに思えても、実は食べてみたらめちゃめちゃおいしいかった!・・・
ということもあります。チャレンジするかしないかは、直感で感じとる部分だと思います。)
楽しいって、うれしいです。
うれしい気持ち。うれしい感覚。「うれしい」をたくさん見つけながら生きてゆくことが
できたら、それこそ、とてもうれしいことです。
ほんとうのうれしいこと。これをやるのが生きること。
・・・そんな気がします。
何をするのが自分はうれしいのか。どんなことが、自分にはうれしいのか。
「ほんとうの」うれしいことに気がつくことは、ほんとうは簡単なことなのに、なぜか
ちょっと難しいような気がします。
もしかすると、ときには、わがままになることも大切なのかな、と思うことがあります。
自分の素直な感覚を大事にしたい。
なにが好きで、なにが嫌いなのか・・・。そういった感覚も、大事にしたいです。
わがままに生きる。よい意味で、そんな生き方ができたら・・・。
わがままと、自分勝手は、似てるけど少し違うと思います。自分だけのことを考えての
自分勝手ではなく、でも自分の思うまま、自分が、やっていてうれしいこと、楽しいこと
をやって生きてゆけたら・・・・・・それで結果的にほかの誰かにも喜んでもらえること
ができたら幸せだと思います。
幸せ。といっても、これにも人それぞれの形があります。
それは、人の価値観が、人それぞれだから。なにが幸せで、なにが不幸せかなんて、
人によって違ってきてしまいます。人から見ての幸せでなく、自分が幸せだと実感できる
こと。それが、自分にとっての幸せ。
そして、世界中が幸せだったら、どんなによいことか!
多くの人が、そう思っていることと思います。
けれど、自分一人の力で世界中を幸せにすることはできません。
ただ、まず自分が幸せになることは、不可能なことではありません。
もし、世界中の人々、みんな一人一人が、自分を、自分一人を幸せにできたら、
世界中が幸せになる。
自分一人の幸せ。といっても、自分が幸せであるためには、きっと自分の身近な人々が
幸せあることが含まれると思います。自分にとって大切な人の幸せ。これが自分の幸せに
つながります。ですから、自然と、自分一人だけが幸せになろうとすることは、自分の
幸せではなくなる・・・・。
自分が幸せになるよう努めることは、自分と自分のまわりの人が幸せになるよう努めること。
もう、これで十分すぎるような気がします。
世界中がどうこうと考えなくても、みんながこう思っているだけで、もう
世界中が幸せになる可能性が生まれているという気がします。
とはいっても、そう簡単に「幸せ」を口にできない人々が、世界中にあふれている
のが現実なのでしょう・・・。 世界中の幸せは、難しいことだけど、実は簡単で、
でも、それが簡単でないところが・・・・・・なんともかなしい難しさです。
自分の本当の幸せ。これは、自分にとっての、ほんとうのうれしいことに気づき、
それを実行すること。つまり、それは、ほんとうの「生きる」こと・・・・・・。
(2001年 芽)