第31話 「破滅への石板」


「ガキ ぶっ潰してやるぜ」
「やっぱやめときます」
ナオキがモンスターボールをポケットから出した時 ネストがバトルを断った。
「自分からさそっときながら逃げるのか?」
「今やってもあなたには100%勝てませんよ。トロピウスはゲットしてもらってもかまいませんよ」
ナオキはトロピウスを見つめた。そして殻のモンスターボールをとり トロピウスへ投げた。モンスターボールが動いていたが時間がたつと動きが止まった。ゲットできたようだ。ゲットしたモンスターボールを拾いポケットへ入れた。




「!?」
トロピウスのモンスターボールを拾うときにたまたまリュックサックのチャックが開いていて 少し中身が見えた。その中にある一つの代物にネストは驚いていた。するとネストはモンスターボールからキリキザンを出した。
「ちょっとリュックサックに入っている 四角いケースを見せてもらえますか?」
「別にいいが」
「敵ではなさそうですね」
キリキザンを戻して ケースをネストは見た。
(どうやらあの石板が入ってるケースだな)
ケースを開けてみると石板が入っていた。ナオキもケースの中身を確認していなく こんなものが有るとは驚いていた。
「破滅への石板はやはり入っていましたか…」
「なんだそれ?」
一瞬 ネストは言おうか迷ったけど しゃべることにした。
「しゃべったところで理解するとも思えませんが まーいいでしょう。今シンオウ地方で二つの組織が有るのは知っていますか?」
「分からねえに決まってるだろ」
少しネストはため息をして 話し始めた。
「組織の名は『レップウ団』に『シップウ団』。これら二つの組織はあなたが持っている『破滅の石板』をそろえようとしています。目的は二つの組織とも同じ『神を斬り裂くポケモン』が目当てなんです」






「神を斬り裂くポケモン?」
「古代文明のポケモンで地下に封印されたポケモンです。だけど最近 地下から鳴き声が聞こえるんですよ。破滅への石板を持った人には。その事にきずき石板を集めようとした時に『破滅への神』が一人の少年に奪われた。侵入者の名はサトシ。その事によって内部で争いになり二つに分かれたと聞きますね」
「なんだ『破滅への神』って?」
ナオキにしては先ほどから分からないことばかりだった。
「人間ですよ。特殊な能力を持った。行方は不明になってますけどね。『破滅への石板』を5つと『破滅への神』、そして『破滅への扉』 この3つで封印は解かれます。そしてそのポケモンは復活して ディアルガクラスのポケモンを倒すと…。その後からは分かりますよね?」
それは予想もしたくない結果だ。自分でもどうなるかは分かっていた。
「この世界は滅びるって事か」
「そうです。あなたが持ってることから今のとこ大丈夫ですが奪われたら終わりです。チャンピオンにでも預けるといいですね」
「俺が守ってやるよ。それぐらい… できる」
ネストはまたため息をした。すると手を出した。
「なら私が見守ってましょう。仲間に入れてもらいますか?」



するとナオキも手を出した。お互い握手をしてナオキは仲間に入れることにした。
「でも世界なんか滅ぼしたら自分たちも死ぬんじゃないのか?」
「私たち科学者には知らされてないからなんとも」
「お前まさか!?」
とっさにナオキは後ろへ行き モンスターボールを出した。するとネストは笑い出した。
「私が元仲間だったのは否定しませんが あなたの近くにいるならとっくに奪って逃げてますよ」
「それもそうか。まずはアキナ達でも探すか」
「仲間なんていたんだ(ボソ」
小さな声でつぶやいた。
「何か言ったか?」
「別になにも言ってませんよ」