モノトーン -12ページ目

波打ち際の恋人たち。
私は、近づいていきました。
「私はこういう写真を撮っていて
とても素敵な雰囲気なので撮らせていただいて
いいですか?」
と、小さなアルバムをお見せします。
「ああ・・・どうぞ」
と返事をもらいます。
とても不思議な瞬間です。
初対面のカメラマン、
いきなりの申し出、
だけど不思議と分かり合える瞬間でした。
つづく


天気のいい、春の波打ち際でした。
何かを求めて、海に来た私。
でも、当然、とくになにもありません。
天気が良くて、
風が無い午後。
ただ海を撮って帰るだけか、と思ったときに
物語はスタートしました。
この海岸の一部に緑が茂るところがあり
そこでギターを弾いている恋人たち。
私は近づいていきました。
つづく

