$モノトーン


あるTV番組で

料理人が

野山に出で、

これはなんとかの草で・・・

と言いながら、その草をむしって、

食べるのです。

地方のレストランでした。

店のすぐ裏は畑。

そして牛や豚がいて、牛乳を搾ったり、

食肉にしたり・・。

「ああ、これだよな」と思いました。

食材問屋から商品を引けば一通りのものは

揃うのですが、

あえて、自前の畑で、家畜で、

料理を提供する料理人の姿を見て、

考えました。



自分に当てはめれば、

なにか用意されたモノではなく、

自分の足で見つけた「瞬間」こそ

価値があるのではないか。

だから、なんのあてもなく、海に行きました。

でもそんなドラマティックな瞬間はなかなかありません(苦笑)

ただ待ちぼうけ。

天気の良い午後の海でした。

もう帰ろうかな、と飽きてきた時・・・。

物語は始まったのでした。


つづく