気象系の青さんの素人妄想BL小説です
side S
夜明け前の月と視線を交わし
暫くの時が経った_
昨晩、沢山の愛を注いだ
俺だけの花は……
今、ベッドには不在で、
俺はただ一人…
愛しい花の帰りを待つ間、
月を見て過ごし気を紛らわしていた
「……はぁああッ///
…それにしても……まぁ…///」
可愛い声色を耳元で響かせ
しっとりハリのある肌は
手で触れればピタッと吸い付いてきて
離してはくれなかった_
そのまま胸の粒を悪戯に転がし弄べば
妖艶な腰つきが更に跳ねて舞うときた…
「……ヤバいッ///…ハァ…」
思い出しただけで…
夏用の薄いタオルケットの中心が
皺を寄せ山を作り存在を現した_
「…ッ///…クソッ//
今日は出掛けるんだぞッ!!///」
智が戻った時
再び盛ってたら……
確実に白けさせるに違いないだろッ…//
「治れッ!!!…ッ…ハァッ…
落ち着けッ俺ッ!!…んんッ///
……あッ⁈……ヤバッ///…ハァッ…」
止められない熱を封じ込めようと
下腹部へ力を込めれば……
余計に感度を増した熱が
マグマの噴火を待ち侘びる様に
触らずとも布越しに自ら振り動く…
「……ッ//…はぁあああッ!!!
ダメだッ!!!…ハァハァハァッ…
…出さねぇと治まらねぇ〜!!」
脱力__
全身の力を抜けば…
一瞬は楽に感じたものの
脳内再生されるのは…
昨晩、何度も絶頂を迎えた…
智のイキ顔///
そしてカラダが覚えているのは
初めて智の中を生で味わえたこと♡
皮膚が密着する繋がり部分から
全身へ流れる
熱い電流のような快感__
「…俺が…初めてだって…
…ハァ…言ってたよな…///」
なんて締まり良く
吸い付く窄まりだったのだろう_
例え厚み0.01ミリの世界でも
その1枚を装着するかどうかで、
ああも違うモノなのか………と…
直接、智の腸壁に触れて
押し入る快感に…///
何度熱を吐き出しても治らない欲棒は
抜き出す前には既に復活して形を成し
また擦り付ける……
智は数回意識を飛ばしたが
その回復を待ち、
目覚めればまた再開する_
そんな行為を夜通し繰り返してしまった
「…はぁあああッ/////
情けないッ!!
……でも、もう…戻れねぇ〜///」
智へ揺さぶりをかけ
同棲への返事を貰った_
まぁ、少々大人気ないやり方だったと
思わなくもないが……
こっちだって必死こいて
何としてでも智を繋ぎ止めていたいと
本気で思ってたんだ……
そして上手く嫉妬させる事に
成功したおかげで…
一晩中、快感を得られたのも事実
夜明け前、
漸く目覚めた智は…
少しでも早く欲を掻き出す為、
足元をふらつかせながら
悔しくも…
一人で風呂場へ向かったところだ_
「…ッ…ハァ……俺、最悪じゃん…//」
ヤラせてもらうだけヤッて…
愛した奴の介抱すら出来ないとかッ…//
…で、そんな智の帰りを待ってる間に
また勃たせてると分かったら?//
呆れられるッ…//…
「…早く何とかしねぇ〜とッ…//…ハァ…」
にちにちぃ…
取り合えず…
片手でタオルケットを持ち上げ
残った手で竿を握れば…
チクチクチュクチュクッ…
智が戻る前に一刻も早く欲を吐き出す為
性急に扱き始めた
「……ってかッ//…ハァハァハァッ…
ああッ///…ハァ…これッ…ハァハァッ…
一緒に暮らしたらぁあゔぅッ//…ハァッ…
…ハァ…制御出来んのかぁッ!?//」
バサバサッ…
ふわふわぁ〜♡
はらッ…
「んわぁあああッ!?/////」
『…出来なさそうですね…///…ハァ…
…何をされてるのかと思えば…//
翔さん…またですかぁ?///』
「…あッ…ああッ//…さッ…さとッ///
あッあれッ?……お前その服ッ/////」
タオルケットを剥ぎ取られ
醜態を晒してしまい
一瞬、焦ったものの……
目の前には…
石鹸の香りと共に
四つん這いの姿勢で俺に迫る
智の姿があった__
『…ああ………んふふ♡
出掛けるにはまだ時間ありますし…
他に着替え無かったので、
勝手にお借りしました…//…
こう言うの…何て言うんでしたっけ?』
にこやかな笑顔を浮かべ
一歩一歩近づいてくる智の胸元は
大きく開き…
喋る度に揺れ動く男らしい喉仏から
鎖骨の先の先まで…/////
モロに覗くことの出来る程、
大きめのTシャツを1枚羽織っただけの姿に
眩暈がしそうになった__
「…ハァ…かッ……ぁぁッ///…ハァハァッ…
彼シャッ…///…ハァッ…んんッ…ハァ…」
『……ハァ……翔さん…///』
俺の吐息を半開きの唇が受け止め
顔を傾けた紅く薄めの迎え舌が
下唇を突き、そのまま食されれば……
『…ハァ…あッ♡彼シャツですね!
んふふ…いいですよね!
…翔さんの匂いがしますね♡』
「…ハァハァッ…あッ///…ゔぅッ…ハァ…
智ッ…ごめッ//…もうッ/////」
智の纏う甘く優しい空気が
俺を包み込み…
一呼吸を終える毎に
智の体温が注ぎ込まれ……
握りしめたままの欲棒の先端から
透明なねっとりした蜜が己の手を汚す
早く出したいッ…//
「…智ッ…//…ハァ…頼むッ!!!」
この拷問の様な
甘い時間を早く終わらせて
解放させてくれッ!!
『……ハァ……仕方ないですねぇ…///」
「…へッ?…ハァ…」
見なかった事にして…
あっちに行ってくれるのか!?
じゃあ、続きやっても良いんだな?
…なッ?
…なッ!?
甘く優しい笑顔を浮かべ
唇と共に、
体温を感じる程の距離にあったカラダが
足元へ引いたのを見て、
ベットから離れ…
見なかった事にしてくれるものと思い
早く熱を解放するべく、
扱きを再開させようと興奮が高まった……
だが、その考えは甘かった……
ふみッ ふみぃぃぃ…
「ああッ!?//
…さッさとッ!?//
お前ッ……何やって…///…ハァハァッ…」
『……翔さん?…ハァ…僕ね…ハァ…
翔さんに喜んでもらおうと思って
お勉強したんですッ♡』
「…へッ!?…べッ勉強ッ!?//」
…いッ…
…意味が分からないッ…//…
智は後ろに手を突き、
俺の機能しない脚の間にケツを下ろした
そして、あろう事か…
自身の足を
俺の熱を帯びて濡れたソコへ
優美に下ろし…そっッ…と添えた__
「…なッ…何をッ//…ハァハァハァッ…智ッ!!」
欲棒へ添えていた自身の手は
早々に、智の足によって外され…
外野へ追い出される……
そのまま利き足は…
土踏まずが見える横向きに
足指で先端を握り込んだ……
もう片方の足は…
正面からカリに
足指が引っ掛かる様に添えられた……
俺の熱は完全に
智の足に捕らわれる__
『んふふ♡…大丈夫ですよッ♪
僕、足捌きには自信があるんです♡
お勉強の予習も完璧ですからね♪』
ふにゃり笑顔の可愛い顔をして
両足が俺のを掴み開ききってるもんだから
俺からの景色は絶景だった__
大きすぎて首元が緩く
片側の肩は可愛く覗いて見えている……
後ろへ置いた手に引っ張られる事で
隠れていた筈のソコには…
先程迄は確実に無かったモノが
反り立ち…
惜しげもなく露わになっている
「いッ…意味が分からないッ//
何をッ//…ハァハァッ…
何を考えてる!?//」
まさか、自分の大切な場所を…
足で握られるなんて…
正直、いい気分ではないし……//…
智は… “ お勉強 ” …と言った台詞とは
到底似つかわしくない
格好をしている……
だか…
情けないが、
智の格好は兎も角ッ///
どちらかと言うと不快に思える
その格好に…
この3秒後には……
にちッ♡
「ひぃぃッ!?///
…ハァッ…智ッ!?…ハァッハァ…」
にちゅッ…
その “ お勉強 ” の虜になろうとは
微塵にも思っていなかった……
・。*・。*・。*・。*・
。* 。*・。*・。 。*・ ・。*・。*
「んぁあッ⁉︎///」
・。 *・。*・。*・。 ・。*・。*・。*・。*・。*・。 。* ・。*・ 。*・。*・。 。*・。* ・。*・。*・ 。*・。 *・。*・。*
。⁂。*゚*。⁂。*゚*。⁂ 。*゚*。⁂ 。*゚*。⁂。*゚*。⁂。
高座椅子に座り
右斜め45度に首を回した位置から
覗き見る景色は…
これまた絶景であった__
程よい筋肉を備えた
スラリ伸びた引き締まった脚__
「………ゴクッ///」
俺は先程まで…
あの脚に見事に弄ばれていた……/////
予習も完璧と言っただけの事はある
見事な足捌きに…
俺はまんまとヤられ…
夜明けの月の様に…
智への想いをMAXに注ぎ込んだ
白くてとろみのある液が、
扱ってもらった智の足指を汚した__
「……ハァ………ゴクッ///……ハァハァ…」
そんな魅惑の脚を惜しげもなく晒し
彼シャツを纏っただけの智の後ろ姿は
どんな世界の絶景よりも
絶景だと断言できる__
『……あッ…お魚どうかなッ♡』
コンロ下の魚焼きグリルを気にかけ
中の様子を覗こうと頭が傾き始めた…
「……まさか来るのか…ハァ…
更なる絶景がッ…… ゴクッ…ハァハァッ…
願ってもない絶景が…
やって来るのかッ!?//」
『…あッ♡いい感じです♪』
「ぐはぁああ♡」
こっちも良い感じだッ!!!
最高の絶景だぞぉ〜!!!
『……翔さん?…何か言いました?
…大丈夫ですか?』
「No problemだよッ♡
さあさあッ!
料理に励んでくれ♡
…ハァ……ヤバいぞッ!!!
最高じゃん♡♡♡」
『………そうですか?……変な翔さん…?』
同棲への返事を貰えたことで
浮かれているのだろう…
自分の人格が崩壊している事すら
楽しんでしまっている…
『…翔さん?
素麺入れる大きめのお皿どこですか?』
「あ、一番上のぉ〜…
じゃなかったッ!!!
シンク下!!
一番下の引き出しだったかなぁ〜?」
『…はい♪』
来るかッ?
…もう一度
来るかぁああッ!?♡
『……翔さ〜ん!無いですよ〜
…全部、食材のストックです…』
「ぐゎはぁああああッ♡♡♡」
いや、有るんだよッ♡
屈むことで拝める絶景は…
最高峰クラスの絶景だッ♡♡♡
Good job
彼シャツ♡
素晴らしきかなッ♡
智の引き締まった小尻ッ♡
何で成人超えてるヤローが
ピンク色の窄みをキープしてんだよッ!!
俺の可愛いネコちゃんはッ!!!!!
そしてそれを彩るは…
智は俺のモンだと、
マーキング魂丸出しのキスマークの数々♡
もう最高の景色に
思わずガッツポーズをした_
『…翔さん?……どうしましたッ?//』
「…わッ…悪い!!
何でもないから気にするなッ!!!」
急に振り向かれ
流石に顔面崩壊した顔は見せたくないと、
顔全体を覆う様に両手を広げ
智からその顔を隠した
『……?……やっぱり変ですよ…?』
見てくれるなッ!!
俺は今、
お前を拝むので手一杯だッ!
あわよくば…
何度でも智のピンク色を
拝みたいところだが……
本来なら寝かせて起きたい程、
腰に負担かけてる筈だよな……//
悪戯はここまでにしておこう…
「…悪い…皿は後方の棚の中段だ…」
『…ん?……あッ♡
ありましたぁ〜♪』
お皿を見つけてご機嫌な智は
いそいそとキッチンで
料理の続きに取り掛かる__
キッチンから届く
賑やかな調理の音を聴いて…
とても心が安らぐのが分かる__
『…出来ましたよ♪
へへッ//…簡単なのしか出来なくて…
…すみませんッ…//…
これからもっと練習しますね♡』
トレーに乗せた智の初めての手料理が
俺の座る目の前のテーブルに運ばれてきた
「いやいやいやッ!!!
夏は素麺!!
それだけで満足だよッ!
普段、仕事してて男の一人暮らし…
食って帰るか弁当・惣菜買うか…
そんなところだろ?
これで十分!!
ご馳走だよ♡」
前からも絶景だなッ♡
もう食欲どころじゃねぇ〜し♡
何よりも、
智が初めて俺の為に作ってくれた
食事なんだッ!!!
これをご馳走と言わないで何と言う!!
『…/////……もっと…練習しますッ///』
「俺は全く気にしないぞッ♪
それより……
智ッ!…こっち♡」
『……ん?///』
意味ありげに智へ向かって手招きすれば
首を傾げて俺の目の前まで
やってきてくれる…
ぎゅぅッ♡
『…ひゃああッ!?///
…ちょッ…翔さん⁈』
「ゔぅ〜♡…捕まえたッ/////」
可愛い腰を引き寄せ、抱きしめ…
焼き魚の匂いを纏った
俺のTシャツを着た智へ顔を埋めた…
『…翔さんッ?…食べないんですか?』
「…食べるッ!!
……ありがとうッ/////
…俺の為に……腰、辛い筈なのにッ//
めちゃくちゃ嬉しいッ!!
本当にありがとうッ!!!」
『……翔さんッ/////』
智の手が
俺の頭を優しく撫でてくれる…
こんなことが
とっても心地がいいものだなんて
今の今まで知らなかった……/////
「もう、俺…//
お前のこと
絶対手放せねぇ!!!
他の奴にも見せたくねぇ〜/////
…俺だけのもんにして
どこにも行けない様に
ずっとずっと閉じ込めときたいッ!!!」
好きだッ!!
大好きだッ!!
こんなに好きに思える奴なんてッ…
智しか
いないッ!!
一生大切にするからなッ♡
『………翔さん…///……僕…
翔さんへお話しないといけない事が
あるんです…ハァ…聞いてくれますか?』
焼き魚と智の匂いに
平和ボケしきってる俺は……
智の真面目な言葉に
そこまで深い意味があるとも思えず…
もみもみッ♡
『ひゃぁあッ!?///
しょッ…ハァ…翔さんッ!!!
もうもうッ!
ちゃんと聞いて下さいッ!』
「んはははッ♡
可愛くてついッ♪」
今か今かと、
その時が来るのを待ち侘びていた両手が
遂に智の小尻を掴むことに成功した事に
今日一の喜びを感じていた__
身障者となり
人生に絶望していた自分が…
まさかそれまでの遊びの関係ではなく、
真面目に人とお付き合いをして
更には愛おしい存在を見つけ
甘く幸せと思える日常が来ようとは///
『…来週ッ…//
…週末前の金曜日ッ…//
その時に、お話し致します。』
「あ〜い♪
智ッ♡…俺が食べさせてやるッ♪
ほらッ脚に乗れッ♡
はい、あぁ〜ん♡」
『ちょッ//…ちょっと翔さんッ/////
じッ…自分でッ……ひゃんッ⁈//』
「あ〜あ〜♡
溢しちゃったじゃ〜ん♡
ほらッ…シャツ持っとけ♪
俺が食べてやる♡」
『…あぁッ/////…ハァッ…
舐めちゃだめですッ///
普通にッ…//…ハァ…
普通に取って下さいッ!』
「あはははッ♡
悪い…美味しそうでつい♪」
これからの2人の未来に
希望しか見えていなかった俺は……
智から話を聴いた時、
暫く信じることは出来なかった……
つづく・‥…─*
翔くんのエロオヤジ感…♡笑
引かずに笑って頂けてるといいのですが…笑
設定では…
2人は一回り以上離れておりますから…♡
でもこのおちゃらけた雰囲気の時は要注意
お話はジェットコースターだと思ってますから…
今日も素敵な一日をお過ごし下さい♡
La mimosa