気象系の青さんの素人妄想BL小説です
side S
俺は大野と “ 三回 出逢っている ”
仮にも国語教論の身だ…
一人の人間に三回出逢ったと言えば
正直、頭がおかしくなったのではないかと
笑われてしまいそうだが…
そのどれもが、
隠しようがない事実なのだから…
仕方がない_
最初の大野とは__
現在、勤める私立高校に
転職する以前…
公立中学校の国語教論として
数年経過した28歳頃に出逢っていた_
その当時、
まさかこのような関係になろうとは
微塵も思わず……
正直、記憶は定かではない
…と、言うよりも、
その直後に起こった胸糞悪い記憶を
正直、思い出さないようにしていたんだ
今も…//…まだ……
だから_
大野がその時の少年だったと聞いて
頭が真っ白になった……
必死になって当時の記憶を
絞り出そうとしたのを覚えている
『…先生ぇ?…何考えてるの?』
「…………何でもねぇ〜よッ//…」
久しぶりの再会に、
正直、複雑な想いを抱えたまま
裸で迎えてくれた大野の誘いに乗り
コイツの好みのスタイルでもある
足コキプレイと、
自慰行為を見せつけられ…
互いに欲を吐き出した上での
暫し休息の時間__
大野は本来、受け入れる側__
そういう行為をする上では
労わってもらう側の筈なのに…
俺の脚が無能なばかりに…//…
代わりにその全てを一人で担い
俺を悦ばせようと健気に励むんだ
だから、
俺たちがそういう行為をする際は、
合間での休息を大切にしていた
『…ハァ…そろそろ……ッ///
…第二ラウンド?…始めよっか?♡
……あ、ねぇ〜…先生ぇ?』
ベッドに横たわる俺の隣で
寄り添い休息を取っていた大野は、
ゆっくり起き上がり…のそのそ…と、
四つん這いの姿勢になり、
ケツを見せる形で俺を股越した…
「……なんだ?…ハァハァ…大野ッ
…早く…ケツ突き出せッ//」
いつもなら…
もっとケツを突き出してくるのに
何故か今日はそれをしてこない…
労いたい気持ちよりも…
その秘めた部分へ早く指を突っ込み、
大野の綺麗な喘ぎ声を聴きたくて
強くて伝えた…
『……あッ⁈//…ぅん…ねぇ先生ぇ?
えとッ///…指で解かす前に
…そのッ//舐めて欲しぃ///だめぇ?///』
何かと思えば…
…可愛いお願いじゃないか…/////
しかも四つん這いのまま、
これまた可愛い顔して
振り向き様に言うもんだから…
あっという間に、
自身の熱が集まり出した感覚を覚える
「…くッ//…良いに決まってる///」
『…ふふ♡ありやとッ///…えとッ…
何かつける?…はちみつとか?♡』
…なんだ⁈
その可愛い提案は…///
「…はちみつってッ/////
…ちゃんと…洗ったんだろ?///」
『うん♡
先生ぇに舐めて欲しいから…
念入りに綺麗にしたよ♡』
そう言うと…
漸くピンク色の中心部が露わになり
期待でヒクつき動いている
「…なら…そのまま食わせろッ///
……ってか、先に前ッ!!
お前ので俺ん中上書きさせてくれッ//」
先程、自分の吐き出したもんがついた
大野の足指をしゃぶったから…
口の中がイガイガして堪らない///
『あッ♡…じゃあ…
僕も、先生ぇの食べるね♡
…んふふ♡…先生ぇって…
僕といるとずっと元気だもんね♡』
「…はぁあああ!?
……ほんとッ///…お前ってヤツは…/////」
『…ふふ♡……ねぇ、先生ぇ…
……脚も…//…脚も…舐めていい?』
…大野は…俺の脚に気を遣う…//…
それは…若干、
度を超えているように感じるが
間違ってはいないだろう
「………勝手にしろッ//」
『ッ///…うんッ!
先生ぇ、ありがとうッ♡』
そう、喜びの声が響くと、
せっかく目の前まで来た可愛いケツは
俺の足先めがけて離れていった…
「……ちッ//……さっさとしろよ… 」
『…………………ん…//』
これで漸く__
つい先程、俺がした様に…
俺の足指 一本、一本 を
大野が丹念にしゃぶることから…
前戯の後半戦が再開された__
ちゅッ♡
ちゅくッ…
ちゅッ ちゅぅぅッ…
『…先生の足…大好きッ/////
ちゅむッ♡…ハァ……ちゅぅぅッ…ハァァ…』
足裏、足の甲、足首、脛、膝周り…と
先端から順に、ゆっくり丁寧に…
大野の舌や唇を使って愛撫される
ちゅむッ…
ちゅッ♡ れろッ ちゅくッ…
そして近づく、
大野のぶら下がったモノが…
俺の所へ到着する迄、
もう暫く時間を要する
「………ぉぃッ//…いい加減…
お前ので…口直ししたいんだが…//」
『…つッ//…ごめんなさいッ!//…ハァ…』
つい…
待ち兼ねて、焦らせてしまった
悪いな…//…
そんな考えが
頭の中をよぎったのも束の間…
『あ♡先生ぇ〜…先っぽ責めてぇ/////』
大野は空気を変えようと
恥じらいもない、おねだりをしながら
互いのが咥えられる位置へ
ケツを振り動かし下がってきた__
「…お前はッ///…端ないぞ…//…」
『…だってッ///…好きなんだもんッ♡
…ねぇ、先生ぇは?』
「……………フルコースで頼む…///」
こう言えば、お前…
…喜ぶだろ?/////…ま、事実だし…///
『…んふふ♪…正直な先生ぇ好きだよ♡
僕に任せてね♡』
「…なぁ…その呼び方…止めないか?
んぁあッ///…ハァ…俺は…んッ//…ハァ…
俺は、もう、あの頃と違う…ハァハァ…」
『…えぇ〜…
気に入ってるんだけどなぁ〜//』
最後の大野は__
あの、ジャスミンの花の前で出逢い
一夜を共にしたことをキッカケに…
当時から漂う…コイツの色香に
もう抜け出せないと…//…
所謂、沼に嵌ってから
一年が経過した春のことだった__
。⁂。*゚*。⁂。*゚*。⁂ 。*゚*。⁂ 。*゚*。⁂。*゚*。⁂。
やけ酒を浴びるように呑んだ思考回路は
鈍さを増し……
どうやら判断を誤ってしまったらしい
『…んッ///…ハァ……スーー……ハァァ…』
「………あのッ//…」
つい2・3時間前まで
俺を受け入れていた彼の秘めた部分が
手が届く範囲に曝け出され、
“ もう一度… ”
…とでも誘っているのだろうか?
よく見れば…
片脚だけ曲げられた華奢な脚の隙間から
細くて勃ち上がったモノが挟まれ
一緒に誘惑してくるから
タチが悪い__
「…あのッ//……朝なんですけど///」
『…んッ//…ゃッ///…スーー…ハァァー…』
「……ゔぅッ/////…」
肩を揺らせば、
綺麗な甘い声が漏れて
耳を刺激してくるから困ったものだった
昨晩__
ジャスミンと言う花の前で声をかけられ
今思えば、
下心丸出しの彼に惑わされ…
まんまと罠に引っ掛かった俺は
車椅子を押してもらい、帰路に就いた
自宅に着いた後も……
俺の介助をすると言う名目で
彼は強引にも自宅へ上がり込み
酒に酔っていた俺はされるがまま…//
気づけばベッドの上で押し倒されていて
明け方近くまで肌を重ねたんだ__
「……それにしても…/////」
久しくご無沙汰だった俺には
勿体無い程のいいカラダだった__
肌はぷるんとハリがあり
手を滑らせば吸い付いてくるから
離すことは困難であった__
闇夜の薄暗い部屋での行為だからか
より五感が研ぎ澄まされたように感じた
更にはあの甘い香りと共に…
彼特有の芳しい香りに夢中になり
抜き差しする側なのに
全く機能しない俺の上で
最初こそ手間取ったものの…
一人、汗水を流し健気に舞う様は…
彼の秘めたる場所の奥へ奥へと、
導いてくれる度に…
理性というベールが
一枚ずつ外されていくようで…
圧倒的な快楽の奈落へ
俺はまんまと引き摺り込まれ
何度も熱を取り戻しては…
自ら踊り狂うことは不可能であれど
俺の上でバウンドする彼を悦ばせ
綺麗な声を響かせる役目だけは、
無事、果たすことが出来た
…で、その結果がコレ…//
『……スーー…ハァ…んっッ///…ハァァーー…』
「……つッ/////
…やっちまったぁ〜〜///
…これ……どうすんだよぉ〜//クソッ//」
寝返りを打たれ、
男性特有の朝の現象が目の前で披露された
細くて綺麗な立ち昇るソレを
通常なら周囲で覆っている茂みは
彼には存在しなかった
「……エロ過ぎる…/////
なんだコイツ…ってか、誰?///」
どこのどいつなのか正体不明のコイツは
美しい肢体を惜しげもなく晒け出し
寝ているだけなのに
俺の股間を刺激してくるから
堪ったもんじゃない…//…
ふわぁ
パサッ…
このまま見ていては、
目の毒になると判断し…
薄手のタオルケットをかけて隠した
こうして首から下を隠してしまえば…
今度は一変して、その幼過ぎる寝顔に
フォーカスしてしまう__
「…………ってか…コイツいくつだ?//」
まさか未成年…
…なんて事はないよな?//
『んっッ///……ふぅぅ…………ハァ…//』
「……//////」
おいおい…
本当に大丈夫だろうな…?
「…取り敢えず………仕事ッ…//…」
『…んんっッ…』
!?
先程までは無かった胸の粒が
左右に二つ姿を見せれば、
肺に空気をたっぷり吸収した
胸が膨れ上がり、
それまで緩く空気を掴んでいた手指に
力が加わるのが見えた…
『…ふゎああ〜〜///
……ぁッ⁈///…ふふふ♪
…おはようございます///』
「……ぁ、えっと…/////
…おはようございます/////」
横たわったままの俺を
先に見つけた顔に続くように…
カラダも横向きに寝返りを打てば、
上に来る腕の圧により
薄い胸元に可愛い谷間が生まれた
『ふふ♪
…まだ…入ってるみたいです/////
…あなたは?』
ふにふにぃ♡
「…へッ?」
上に置かれた腕が動き、
胸の谷間は消えた……
その代わり、
細長い手指が唇に落ちてきて
下唇を弄ぶ……
『…あなたは、僕ので…//
…満足…して頂けましたか?//』
「…つッ/////…ハァ……はッ…はぃッ/////
あッ…有難うございましたッ///…ハァ…」
明らかに俺よりも年下の筈なのに
可愛い中にも潜める妖艶さと…
久しくご無沙汰だった俺に
自ら積極的に動いてくれたことで
得られた…カラダ中から湧き上がる
悦びの感覚を思い出させてくれた彼に…
素直に御礼の言葉を述べてしまった
『…ふふ……良かった…/////
…つッ⁈…んんッ//……ハァ…』
モゾモゾ…
モゾモゾモゾ……
彼は俺に向けて遠慮がちに微笑むと
ゆっくりとした動作で動き出したが、
昨夜、俺の分まで激しく振り動かし
駆使してくれた腰に違和感でもあるのか
僅かに絞り出すような声と共に
眉間に皺を寄せ、
漸くうつ伏せになった
その流れで腕を使い、
上半身を俺の胸板に乗るように
カラダを重ねてきた
「…えッ⁈///……えとッ…そのッ///」
上から見下ろしてくる熱い瞳
優しい眼差しに…眩暈がする…///
『……少し…黙って下さい…/////』
「…へッ⁈///…ぁッ//」
その甘い瞳が
俺との距離を無くした時には__
ちゅッ♡
「んっッ⁈///」
先程、弄ばれた自身の唇へ
彼の柔らかな唇が押し当てられていた
『……開けて…下さい…///』
「んぁッ///…ハァ…えッ//…んくッ//…ハァ…
ちょちょッ///…ふんんんッ/////」
過去に遊び歩いていた頃の余裕は
どこにいったのだろう……
完全に彼にリードされ、
話し声と共に彼の舌で
割れ目をつんつんッ…と突かれた時には
隙間をつくってしまい、
生暖かな彼の舌が分け入ってきた
そして、続く__
下半身への指圧に……
胸で重なる
彼の心臓と合わさった事で知った
互いの動悸で…
カラダが揺れるような気がした
『……勃ってますね…///』
「…つッ///…ぁあッ///」
『…僕もなんです///…
本当はもう一回したいんですけど…
…すみませんッ//もう、腰が…/////』
確かに、
彼にそんな元気は残ってないだろう
それに…俺もそろそろ…
身支度を始めないといけない時間だ//
…ならば…///
「……互いの手で…しましょうか?///」
『…ふふふ………はいッ/////』
こうして__
俺と彼の甘い関係は始まった
つづく・‥…─*