気象系の青さんの素人妄想BL小説です
🍓 いちごのお話です 🍓
潤→智
side M
ダメだ…
一日中寝てたから
目が冴えて眠れない……
腰を引けばひっつき虫みたいに
そのままくっついてくるし…///
『…じゅ…くぅ……スーー……ハァ…』
「……ねぇ〜…
もぉ〜マジ勘弁してよぉ〜///
…はぁあああ///」
何の罰ゲームだよッ…///
さっきから何度も
寝言で俺の名前を呼び…
頬を摺り寄せてくるし…/////
もうさぁ〜
俺……
「…ねぇ///…襲うよ?///…ケホッ…」
自惚れてもいい?///
そっと__
起こさないように、
背中に回った片腕を解き
手のひらを合わせて指を絡ませた
互いに横向きで抱き合う姿勢から
反動をつけて……
トサッ //
「……ッ…しょッ…と…///」
大野をベッドに組み敷いた
体重をかけないように
片肘に比重を掛けて
上から見下ろすと…///
『…んんッ///……ハフゥ…』
小さく吐息が漏れでて
僅かに唇を突き出し中心が割れる
片脚に意識を集中させて
絡まる大野の脚の間で擦り動かせば…
『……ん///……ぁ…ハァァ…』
「…////////」
鼻を抜ける甘い声が
静かに耳まで届き
緩やかに身じろぎだした隙に
脚を抜き出した
同時に背中に回った残りの腕も
力なくベッドへ落ちると、
胸部を膨らませ
背伸びの動きをとったら
俺と絡めた手と同じように、
顔の横まで移動して軽く指を折り曲げ
再びベッドへ沈んだ…
それがまるで…
幼子がバンザイをして眠る姿にそっくりで
そのなんとも言えない可愛さに…///
「……くそッ/////」
大野の横でベッドに頭を沈め…
…冷静になれ!!…と
一人、悶える苦痛の時を過ごした///
大野がどういう意図で
俺のところへ来てくれたのかは
まだ、分からない……
ただ単に、
皆を代表して様子を見にきただけで…
一晩中、看病するつもりは
なかったのかもしれない__
抱きついて来たのも
寝ぼけて好きなヤツと間違えただけで、
起きたら青ざめるんじゃね〜か?//
でもさぁ…
「…お〜い…起きねぇ〜のか?///」
『…んッ………じゅ……く…ねちゅ……ハァ…』
何でお前はさっきから何度も
寝言で俺の名前を呼んでるんだ?
好きなヤツ思って
抱きしめてたんじゃないの?///
お前の好きなヤツって………
… え⁈///
そんな…まさか…//…
俺の懐で眠り、
名前を何度も囁かれる事実__
だから、寝てる今だけは…
「……お…おの…///…ハァ…」
勘違いして、自惚れてもいい?
ちゅッ
『…ふぅ……んッ//……』
柔らかい/////
耳に響く声が甘い…
もし、
今、この瞬間_
大野が目覚めてしまったら……
数年越しの片想いは、
虚しくも…
終わりを迎えるのかもしれない
「……それも……いいかもな…///」
そうだよ…
もう、いい加減、
実らない想いを抱き続けるのは疲れたし
なら、いっそ…
盛大に嫌ってもらっても構わない
どうせ望みがないのなら…
今から
お前が嫌がることするから
もう、俺の前に
その可愛い姿を見せに来るなッ…//
もう一度、柔らかなところへ向けて
ゆっくり顔を沈める…
チュ… チュクッ クチャ…
『んんッ//……ッ……ふゃぁ…んッ//』
眠る大野の唇に
今度はしつこく付き纏い
声が漏れでた隙をみて舌を入れた
初めて知る大野の中、
歯列をなぞれば…
その反動で口が開かれ、奥へと進む
『……ふぁ///…』
睡眠を妨げてるからなのか、
手指が動き出したところで…
繋がってる方の手は力を強め
逃しはしない…
チュク チュゥゥ…
「…ハァ……大野ッ///…ハァハァ…」
脚も捩りだしたので、
カラダが離れて行かないように
今度は俺から大野の脚の間に
自身の脚を絡ませ、
意識しないようにしていた
大野の中心部へ脚を使い擦り寄せた
『…はぁぁッ//…んんッ…ハァ…
ぁッ///…あぁ…はぁああ///…』
眠りが浅くなってきたのか
綺麗なよがり声が多くなり
口が開いた隙に舌で上顎をなぞった
『んッ…ハァ…ひゃらぁ〜///』
身じろぎ捲れたTシャツの裾から
空いた手を差し込めば
引き締まった肌に密着した
押し撫でていけば
擽ったく耐え難いのか、
腹筋に力が加わっている
そのまま肌を滑らせ
辿り着いた胸部の中心には、
既に突起した可愛い粒が…
その周りも含めて
親指の腹で撫で転がし
人差し指も交えて摘み捻れば
胸部全体が弾み、
視界に入る大野の瞼が揺れた
『んんッ!?…ハァ…ふぇぇッ!?//
なッ…なひぃッ///…はぁああッ///…
じゅッくふッ⁈…ふんんんッ/////』
差し込まれた狭くなった口内で
必死に息を吸い込んで
声を震わせている
当たり前だよな…//
起きたら、看病していた筈の俺と
重なり合ってるこの状況…
当然、パニクるよな…//…
繋がる手に力が入ったのを見逃さず…
大野よりも更に強く手を握りしめた
大野の空いてる手が
胸の上で弄り回す俺の片腕を掴むと
自由が効く範囲で頭を振り
“駄目”だと……“嫌”だと……
訴えている
脚で擦り動かし焦らしていた
大野の下半身の膨らみは
脚で感じられる程カタチを成している
『…ふんんッ!?///』
もう、どうにでもなれ…//…
どうせ叶わない想いなんだ…
胸を弄るのに
大野の手が邪魔をするので
それならば…と、今度は下腹部へ向け
手を下へとズラして行った
『…んんッ//…んゃあぁ〜/////』
ズボンのボタンを外し
ファスナーを下げ…
下着の隙間に指を滑らした…
その瞬間__
ペチンッ //
チュクッ…
「…いへッ⁈//」
頬が強烈な痛みに襲われた
それまで俺は何処を見ていたのか…
数センチ程の距離しかない
互いの視線を交わすと、
大野の瞳には、
大量の水分が乗っていて
瞬きする度に、ポロポロと…
大きな粒が頬を伝って流れ落ちていく
「…ぁッ//…ハァ…おお…のッ//……ハァ…」
『はぁあ//…ハァハァ…ゔぅ//
潤くんの…ばぁ〜かぁ〜///』
掴んでいた手を離せば、
自由になった両手で溢れる涙を拭い取り
わんわんと泣き止まない大野に
呆気に取られた
ゆっくり身体を離して…
上半身だけ起き上がり、
大野を見下ろすと…
そこには、
唇の周りに互いの涎が付着して
夜明け前の薄明かりの室内で見れば
余計に妖艶さを滲ませている
大野の姿があった__
暴走した俺によって露わになった
片方だけ紅くなった胸の突起と、
腰骨と脱げかけた服の隙間に
陰を含んだ秘めたるそこを探れば…
生唾を飲み込む程、色気を感じた…
ただ、大野はそれに加えて、
大人になるにつれて失われていく
“無邪気に泣く” という行為を、
惜しげもなく晒している
「…あッ//…俺……ごめッ///」
『ひぃッくッ//…ゔぅ〜…ハァ…
僕ッ//…分ッかんない…よッ///』
数十秒前までは確かに存在していた
頭に血が上ったような昂りは
大野の涙で鎮火され、
姿を消した__
「…大野…//…」
『僕ッ//…ふッゔぅ…潤くんのこと…ハァ…
ずっと…ずっと大好きなのぉ〜//』
「……えッ⁈//」
今、何て言ったッ!?
誰が誰を好きだってッ!?//
『なのにッ//…ひッくぅッ//…ハァ…
誰かの代わりで…ハァ…こんなことッ//
…ハァ…したらイヤだよぉ〜/////』
「…はぁあああ!?//
待てッ!…いや、ごめんッ//
…待ってお願いッ!
俺、誰かの代わりでこんな事…
したつもりないよッ!
大野だからしたのッ!!」
『……ふぇぇ⁈//…それって…
僕がッ…ゔぅ〜嫌いだからぁ〜?///』
「はぁあああ!?
さっきから変なことばかり言うなよッ//
大野から抱きついてきたんだよッ!!
…全然、離れてくれなくてッ//
お前可愛すぎだしッ///
我慢できなくて//分かるか!?
俺がこんなことするのは
大野だけだよッ!!/////
…ゲホッ…ケホッ//…んッんん…ハァ…
お前が寝ぼけて迫ってくるから…
根気負けして、欲情したのッ!!/////」
『…ふゔぅ…可愛く?
意味が分からないよ…//…
可愛く押し迫ったら誰でも良いの!?
…潤くんって…ハァ…
そんな人じゃないでしよッ/////』
未だに俺と視線を合わせる事なく
両方の手の甲で、瞳を隠している大野に
我慢の限界に達した……
大野と俺を遮る、両手首を掴み
グイッ ///
『あッ⁈///』
「いい加減…その手を外して…
こっちを見ろよッ!!//」
ぐいぃぃッ ///
『…んゃぁああッ////』
必死で抵抗していたが
力は俺の方が強く、
大野の両手を布団に沈めた
両手が離れ
漸く大野と目が合うと
一瞬にして、
大野の瞼が上下に開かれた
『…ひゃッ//…じゅッ潤くんッ!?
なななッ…何でッ//
何で裸なのぉ〜〜/////
ほッ…本気で僕のことッ//…ハァハァ…
寝てる間に襲うつもりだったのッ!?』
「……はぁあああ⁈//」
『しッ…信じらんないッ//
…潤くんがッ!!
潤くんがそんな人だったなんてッ//
信じ「大野のことが好きだからだよッ///いいか⁈もう一度言うぞ?俺は、高校ん時からずっとお前一筋だよッ!!!!!」
…ついに…
言ってしまった…
『……へ?///…』
真っ赤にさせた潤んだ瞳で
俺を一点集中で見つめてくる大野
「…ゔぅッ/////」
純真無垢なコイツからの視線に
今度は俺の方が耐えかねて…
大野の胸元目掛けて頭を沈めた
『潤…くんッ!?//…ぁのッ///
いま、なんて…言ったのぉ?///』
「…ぁああああ〜ッもうッ!!」
びくんッ
クソッ//
『それって…テラスで…
潤くんが言ったことと同じ言葉?///』
「……へッ⁈//」
テラス⁇…って…
月にボヤいた時かッ!?//
ってか、聞かれてたのかよッ//
『潤くんッ!それって…それって///
…どう言う好きなの?///…ハァ…
もしかして……僕と…一緒?////』
「…え?…ぁ…お前もさっき…///」
そうだった、
聞き間違いじゃなければ
大野もさっき俺に好きって…
じゃあ、俺たちって…///
……いいんだよ…な?//
『…潤くん…///…あのッ//
何とか…言ってほしい…なッ///』
自惚れて…
間違いないんだよな?///
俺は掴んでた大野の片手を
俺の左胸まで連れて行った
『ひゃッ///じゅんくッ…ん///』
「俺の好きは……お前の事を想うと、
…こうやって……心臓が煩くて…」
もう片方の手は__
妖艶に吐き出されるよがり声や
柔らかな唇のその奥の心地よさ、
素肌を通して伝わった大野のカラダに
「そして、こっちは……
俺から受ける愛撫に、
寝てても感じてるお前を見て、
その先を期待してる何よりの証拠///」
欲情してしまった自身の熱へ
連れて行った…
サスッ♡
ドクンッ♡
『ひゃぁあああッ/////
あぁッ//…やだぁ〜//』
一気に引きやがった手を
再度、捕まえて…
「ヤダじゃないの!!
…大野だって同じでしょう?
ほらッ♡」
『んぁああッ///
揉んだらだめぇ〜ッ///』
今度は大野の番…と、
左胸と俺に期待して
膨らみを持ってくれた股間へ
一緒に確認する為に連れて行った
「イヤだ♡
大野が分かってくれるまで揉む♡」
初めて触った感触に…
大きく期待させた熱に嬉しくなって
触れるだけのつもりが、
手の動きが止まらなくなってしまった
『ひゃぁあッ…ぁぁッ…わかッ//
分かったよ潤くん!!
だからやめぇ〜んんッ/////』
「いや、分かってないね……俺が夜中目覚めて寝巻きに着替えようとパンイチになったタイミングで、お前から抱きつかれて…全く離れてくれないから、俺は仕方なく1・2時間耐えに耐えたのに……何度も俺の名前を寝言で呼んでるし…脚も絡めて離さないのお前だし……好きなヤツからそんなことされて欲情しないヤツは男じゃね〜のッ!!それを、大野は全然分かってないよ……だから、やめてやんない!絶対、絶対、ぜぇ〜〜たい、やめてやんないッ♡♡♡」
本当は…
もうお互いに同じ想いだってこと
ちゃんと分かってる
でもさ、
俺って欲深い人間なんだよね♪
ちゃんと大野の口で、
もう一度ハッキリと言わせたいの!
…え?…何をって?
『はぁあんんッ//…だめぇッ///…ハァ…
分かった!
分かったからぁ〜〜///』
大野の両手が、動きを止めない
俺の手に向かうのではなく…
カラダを浮かせて両手を首に回し
グッ…と絡めてきた
そうすると自然と近づくもの同士は…
『潤くんッ大好きぃ〜///
ふんんんッ♡ぁああッ♡』
ふにぃッ♡
ふにぃッ♡
「よく出来ましたッんんッ♡」
4月の満月は
別名 Pink Moon …て言うだって
恋愛成熟とか恋愛に関するお願い事に
効果があるとも言われてるらしい
…俺の恋愛?
無事、ピンクムーンの後には…
…恋愛成熟したよ♪♪
身も心も…ね♡
去年と同じピンクムーンを見て
昨夜もたくさん愛し合った
俺の可愛い恋人が言うんだから…
間違いないでしょう?
『…じゅ…く……こっ…ちぃ〜///』
「…あぁ〜…はいはい♡…」
ピンクムーン●で
結ばれた2人は…
永遠だよねッ♡
fin__♡
ここまでお付き合い頂きまして
誠にありがとうございました♡♡♡
無事完結しました╰(*´︶`*)╯♡
…で、このお話…
あと少しだけ…
書きたいシーンが残っているので
後、1話…
オマケをつけさせて下さい♡♡♡
と、言うことで…
完結♡…と見せかけて、
後1話お付き合い下さい♡♡♡
いいね・コメント・メッセージを頂戴した皆さまへ♡
頂戴すると、
いつも書くテンションUPしてます♪♪
ホントにホントにホントに本当…に♡
ありがとうございます!!!!!
特に、コメントとメッセージ♡♡♡
自分が書いたお話をラブレターに例えるなら…笑
ラブレターのお返事が来たみたいな…♡
そんな喜びがあるんですよッ(*´m`*)♡
こんな、素人の話を盛り上げて、
フォローして頂きまして有難う御座います!!
これからも構って下さい♡笑
感謝を込めて……⭐︎
La mimosa
さいごに…♡
♡♡萌友で相棒のYさん♡♡
Yさんとの萌トークのおかげで
たぶん、最後はさとぴくんのさとぴくん♡笑
絞り出せたと思うよ…♡ゃん
当初、予定になかったから…
出来るとは思わなかったですよ♡ホント
いつも励ましてくれてありがとうね♡
(≧♡≦)愛してるぞ〜♪
ふふふ♡
ここでも叫んでみたよ?♡
♡感謝カンゲキ萌嵐♡
ミモザ…笑