気象系の赤×青さんの素人妄想小説です
※BL・18禁要素を含みます
※男性の入室をお断りします










Side O




相葉ちゃんとニノの2人が喧嘩した

その原因は俺にあると言われ


見せられたスマホの画面には…




昼間、翔くんと出会したタイミングで


爽太から無理矢理キスをされた時の写メと





女装した相葉ちゃんと姉ちゃんが

仲良くチョコを食べさせてあっている

写メだった…





《何であなた達は女装してるんですか?》


えぇッ…とッ……う、うゎあぁあ♪
 この人達、本当に俺と相葉ちゃんの
 面影あるなッ!…なッ??
 女版の俺たち?なんて♪ぁあッ!!
 それにこの松潤と翔くんも…
 相当なそっくりさんだな〜〜!





頼むッ!!

これで何とか誤魔化せないか…//…





《…嘘ついてもダメですよ
 相葉さんはこの写メの後、
 私を追いかけて来てますから!
 …何で女装してるのか……
 隣にいる親しげな女性が誰なのか…
 口を割らないから別れて来ましたけど…》


はぁああ!?
 わッ別れたのかッ!?
 ええッ!?ちょッちょっと……
 早まるのはよくないよ!?
 …相葉ちゃんにはちゃんと理由が
 あるはずだよ!




まさかそんな事になってるとは……

相葉ちゃんが気の毒だ…//…




《ああ…そうだろうな……2人で女装して?
 同じ店に嵐が勢揃いで…家からつけてて
 収録じゃない事も分かってます!!
 理由があるなら弁解すれば良いのに…
 …後ろめたい事に違いないんですよッ!!》




確かに……

相葉ちゃんとニノまであの場に居たなら
松潤以外が集まった事に……


ってか…そんなことより…//…




ニノ!!…勘違いしてるぞ!!
 後ろめたいことなんて何ひとつないッ




相葉ちゃんも俺もお前の為に

女装して頑張ってただけだしッ//



突然の事で、
何をどこまで話していいのか…

頭の中が混乱する……





…翔さん

へッ!?



翔くんが……何?…



《……翔さんには聞きましたよ?》


ええッ!?
 なッなんて聞いたんだ!?




それまで馬乗りされたまま
会話をしていたが、

すぐさま飛び起きてニノの肩を揺すった…




《…チョコレートショップで
 見かけましたよ…って……ちょっとッ//》



揺すられながらニノが答え

俺の手を外そうとしてくるが……



それだけッ!?なぁッ!!
 本当にそれだけッ!?



どうせなら…
自分でキチンと伝えたいッ…//



翔くんに俺以外の人から伝わったら

前みたいに心配かけて…
悲しませるかもしれないッ……

…それだけは避けたくて…

更にニノの肩を強く揺すった




《…それだけですよッ!!
 だから…ちょっと離してッ!!!



それだけ…

その言葉に漸く安堵する…



あッ!?…ごめんッ!
 …でも…//そっか…良かったぁ〜』



…焦った…//

翔くんには……バレンタイン後に
きちんと自分の口で説明したいから…ッ//




《……やっぱり…あなたでしたか…》

ぅッ!?//



…そうだよな…
ニノからの問いにあの返し…

…バレるよなッ//




《因みに潤くんへも確認済みです》


『へッ!?……はあぁ〜…分かったよッ// 
   …今回、松潤は関係ないよ…
 そっくりだけどさ…あの店の関係者…
 俺たちの目的のショコラティエだよ』



そうだよ……ニノには…

相葉ちゃんがプロポーズを計画してるって
その事だけバレなければいいよな?


これ以上、2人の関係が悪化しないよう
取り敢えずは…

ニノを落ち着かせる為にも…
話せる事は伝えよう……




《ショコラティエ…》

『そうそう!』


《…だとしても…納得いきません!》

『…え?』


《…あなた、翔さんが目の前にいながら
 なんでそんな奴とキスしてるんですか?
 ……まさか不倫?》


えぇッ!?ちちッ違う!!
  これは…無理矢理ッ//…』


《…でも…この人と一日一緒にでしたよね?
 …女の格好で…デートしてますよね?
 見たからには黙っておけないッ…
 …このこと翔さんへ報告します》


『えぇッ!?…ちょっとッ//…
 それだけは…勘弁してよッ//』


《それならッ…
 私の納得いくように説明して下さいッ!
 …相葉さんはッ//…この女性と
 何やってるんですかッ!!……グスッ//》



ニノがまた来た時のように俯き…
鼻を啜っている……



『…ッ//……ニノッ…//…』


《……最近…様子が変なんです…
 私に隠れてコソコソと…
 この日は一緒に過ごす予定だったのに…
 私、嫌われたのですか?…ゔぅッ//》




少し前の俺と翔くんを思い出す……



相葉ちゃんの想いを知ってるだけに
全ては伝えられないが…

隠す側が詰めが甘いと

隠される側は、疑うし…混乱するよな…//



ソファの上で…
疑惑の写メが表示されたスマホを握りしめ
どんどん小さく蹲っていくニノに

居た堪れなくなり…




ぎゅっ
とんとんとんッ…


《…なッ!?…何するんですかッ!?離して…》

大丈夫だよ…//




子供をあやすように…

抱きしめて背中をトントンしながら
言葉を続けた……




『相葉ちゃんはニノの事一番に考えてる…
 …本当にいつも//……
 んふふッ//女装したのもニノのため♪
 …あ!ついでに言うと…俺もニノの為♪』


《……はぁああッ!?グスッ//
 何ですかそれ?…意味…分からないッ//》


『俺が松潤似の奴とデート?みたいなこと
 してたのも……相葉ちゃんが姉ちゃんと
 一緒に居たのも、恐らく全部ニノのため』


《…………》


『今は言えないけど…
 …必ず相葉ちゃんの口から…』
ちょっと待って!!!


グイッ ///


ニノが急に大きな声を出して
抱きしめてあやしていた俺の腕を解いた…



『…ニノ?どした?…大丈夫か?』

お前…今、姉ちゃんって
 言わなかったか?オイッ!


へッ!?……あッ…うん、言ったよ!
 相葉ちゃんの横にいるの俺の姉ちゃん!
 ……あ!ついでに言うと…
 姉ちゃんは…最近、結婚して、
 旦那さんとめちゃくちゃ仲良いし…
 今回の女装の手伝いをしてるだけ!』


《……》

『……たぶんだけど…俺の事心配して
 後をつけて来てくれたんだと思う…
 …ちょっとスマホ貸して?』


ポカンと力の抜けたニノの手から
先程の写メを拡大して見せた


『……んふふ♪…ほらッ!…相葉ちゃん…
 ちょっと腰が引けてるじゃん?
 きっと一方的に食べさせられてんだよ♪』


《……じゃあ…浮気じゃないのですか?》


『えッ!?相葉ちゃんが!?
 ……あはははッ//…んな訳ないないッ!!
 相葉ちゃんはいつだってニノ一筋だよ♪』



いつもニノの事を想って
必死になる相葉ちゃんを思い出し
笑みが溢れた…



《……じゃあ…この女装は…?》

『女装?…えっと…これには…
 面倒くせぇいろいろがあってだなぁ〜//』



どこから説明しようか迷っていたら…



……こっち側に…///

『…へ?……何?もう一回言って?』

《…こっち側になりたい…//…とかでは…
 ないのですね?》

『…ん?…こっち側って?』

ああ〜〜もうッ!!
 我々みたいに
 受ける側って事ですよ!!




それまでボソボソと俯いたまま
小声で話してたニノが、
頭を上げて顔を真っ赤にさせて叫んだ…




『……へ?//////ぅ、うけッ⁈///』

《俺に隠れて女装してるからッ…
 本当はそっち側を望んでんのかなってッ
 それで俺に言い出せないのかと…//》


ええッ!?相葉ちゃんはそんな事
 一言も言ってなかったぞ……

《……そうなんですね…》


『…えっと…//…俺も相葉ちゃんも
 ニノや翔くんに嘘つくつもりはないんだ
 ただ…さ、その時が近いうち必ず来るから
 その時までは待っててくれない?』


《……それは今回の件について、
 2人の言うその時が来れば…
 …説明してくれるという事ですか?》


『そう言うこと!…だから頼むッ!!
 この写メの事も自分で翔くんに伝えるから
 言わないでくんないかな?//…』





…ってか、待てよ?

手元にある、このニノのスマホ
うまくいけば写メ消せないかなッ//……


謝るよ!謝るけどさッ//…



『よぉーし!飯食おうぜ!!
 時間も遅いし……腹減ってるだろ?』




よしッ!!
準備にキッチンへ行くと見せかけて…


画像削除……


《…スマホ!
 画像消そうなんて企んでないですか?
 …今回の件が解決するまではダメですよ》


『……んふふ♪やっぱダメ?』

《当たり前です!返してください!》


『はぁあ〜…仕方ないなぁ〜…ホラよッ…』



パシッ //


《…良いんですよ?…消したら〜
 翔さんへ即報告するだけですから♪》

『ッ//…だから…それは勘弁って…//…』




完全に納得してないと思うけど…
少し笑ってくれた…から……
数日後のバレンタインを待つしかないな

相葉ちゃんと上手くいくといいな…♪




『…相葉ちゃんと仲直りしなよ?』

《…それは…どうでしょうか…//…》

『ひぇ〜〜相葉ちゃん可哀想……』

《ふふふふ♪
 …隠し事する方がいい悪いんです♪》


『…んふふ♪じゃあ…
   相葉ちゃんはもう少しの辛抱だな…//』




今日一日、本当に忙しかった……

二組ものカップル?の、仲を取り持つのに
必死になってる俺って…

ちょっと笑える…//






皆んな…上手くいくといいな♪






⭐︎

 ★

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 ★

⭐︎




ニノも来たし…

2人で話すのも久しぶりだからって
翔くんとの夜は諦め
飲みながら寝落ちした筈なんだけど……






「………何これ?……ってか…智くんッ///
   お腹出して寝ちゃダメでしょ……///
 ってか、ニノも…
 来てんなら相葉くんに連絡入れとけよッ//
 …凄い数のメッセージと着信だったぞッ」




カシャッ…



ムニャムニャ……ふふ♪…しょ…ぉ…

〜〜♪

「…////…後で…起こして良いんだよね?
 ………あッ!!相葉くん?
 今、写メ送ったの見た?ウチに居たよ…
 早く迎えに来てよね♪…じゃあ!
 さて♡…智くんはベッドへ運びますか♪
 …智くん♡
 迎えが来るまでもう少し待っててね♪」






 
  

次に目が覚めた時には…


暗闇の中で既に翔くんと繋がっていて…







んッ//…はぁぁッ…ぁ///しょ…ぉ?///


目覚めとともに…


ただいま…んッ//…ハァ…智くんッ///


キスをたくさん受け止め
同時に押し寄せてくる熱い波に…


おかッ…ぁんんッ//…ハァハァ…お帰りッ//
   …あぁぁぁッ///ッ…奥ッ//もっとぉぉ/////

ふはッ///素直な智くんッ…ハァ…いいねッ//

はんんッ///ああッ…しょおッ//





長い長い一日の



ご褒美を貰えたような気がした…///…



















つづく♡






書き溜めてた分、更新致します♡


辛いこともありましたが…
反対に嬉しいこともたくさん巡ってきてます…♡

少し前に…
社会人になって初めて、
ママ友さん以外で自分だけのお友達ができました♡

…その方とは…
このブログを通して出逢わせて頂き…萌友♡に♪

先日のミモザの日、
その方へどんな形でもミモザの花を届けたいが為に……
気がついたらその方へお話が書けてた…と言う……

書き終わって…あ!書けてる……と、気がつきました♡


皆さまからのコメントやメッセージにも
とっても励まされ…
感謝の気持ちがどんどん溢れてきて…


ミモザの日があって良かったです♡
想像以上の回復の速さに……嬉しいです♡



今までよりは少しゆっくりペースになりそうですが
ちょっとずつ書き進めたいと思います(*´꒳`*)

また少しずつ…
宜しくお願いします。


La mimosa