気象系の赤×青さんの素人妄想小説です
※BL・18禁要素を含みます
※男性の入室をお断りします





こんにちは♡


昨日までの【囓る三日月】短編4話
ほぼ アメンバー様向けになってしまいましたが
読みに来て頂いた皆様♡
心よりありがとうございました。



当初、アメ限は3話だけの予定が…ほぼ惨敗
1話だけ読んだ方にはなんのこっちゃ…な
状況となってしまい…
申し訳ございませんでした…(*´꒳`*)



それで…ここ数日考えてました。

このお話のブラック翔くん

かなりの域のブラック…で
書いてみて分かったのは
ブラック翔くんはアメ限無しでは語れないと…


なので、ブラックの部分は
話を流したり…説明のみにして…
それ以外の部分で…少し視点を変えて
アメンバー様以外の方にも読んで頂けるように
物語のゴールを目指すことにしました♡



なので…アメンバー様も
時系列で重なる部分もあるかもですが…

初めて読むお話として楽しんで頂けるように
新たなシーンを盛り込んでますので…
もう少し…この【囓る三日月】に
お付き合いくださいませ♡



それから…

万が一にも公開停止になった場合は……
これ以上話を書き換える技量を
持ち合わせていないので…

さとにゃん♡のお話も早く書きたいし…♡


アメンバー様以外の皆さまには
お届けできなくなるかと思います。
ご了承下さい。




物語のスタートは
【囓る三日月 ❶】よりも
数日前からになります♡♡♡


今回は…お山の2人だけでなく
サブキャラの活躍もお楽しみください♡

コメディチックな笑える要素も取り入れて♪
短編4話では語りきれなかった部分に
フォーカスを置いて…


ちょっぴりえっちぃ感じも取り入れつつ…♡
ちょっぴりですね(笑)



let'sワチャワチャ♪




それでは…


もう一つの【囓る三日月】


titleは…




囓る三日月 ~another story~





という事で……



お話の世界へ
行ってらっしゃいませ♡


La mimosa












Side O






✳︎・*・゜゚・*:.。.✴︎.。.:*✳︎*:.。.✴︎.。.:*・゜゚・*・✳︎










闇夜に浮かぶ三日月に願う





今宵も…


その陰に身を潜め

…愛を語らせてはくれぬだろうか…






たとえそれが誓い合った仲であろうとも



決して…

照らされてはならぬ存在なのだから








✳︎・*・゜゚・*:.。.✴︎.。.:*✳︎*:.。.✴︎.。.:*・゜゚・*・✳︎

















『んぁ?……幻のチョコ?』

 
そうなんだよッ!!!
 雑誌の編集者さんのツテでね、
 なんでも…有名なショコラティエの方が
 普段お店には並べず信用した人だけに
 特別個人的に注文を受けるらしい…
 幻のチョコ!!!


相葉ちゃんと2人で雑誌撮影後…

楽屋にて…


めちゃくちゃドアップの相葉ちゃんに

熱弁される……




『ん〜と?特別感があるのは分かったけど…
 …それのどの辺が…幻のなの?』


《アヒャヒャ♪
 流石はスイーツ部部長!!辛口だね!
 でも大丈夫!!ちゃ〜んとネタは
 おさえてるんだって♪
 …なんでもね……
 相手へ想いが伝わって
 願いが叶うらしいよ!!
 ね?ねぇ?魔法みたいな幻のチョコ♡
 俺たちスイーツ部もGETしに行こうよ♪》


『えぇ〜…面倒くせぇ〜…
 相葉ちゃん一人で行ってきなよぉ〜
 それになんだよ〜
 そのメルヘンなチョコ…恥ずいし…//』




ドアップに疲れて

ソファの奥に沈み込んでもたれ掛かる…




《そんな事言わないでぇ〜
 明日、お店にお忍びで行くよ♪
 いい?時間厳守!着替えやすい格好で!!  
 それから……コレは絶対!!あ!あと…
 このことは皆んなには秘密でヨロシク♪》


『…んふふふッ//…相葉ちゃん…目…
 両方閉じてっぞッ♪』



相葉ちゃん特製ウィンクと一緒に

明日の約束の時間と場所が書かれた

メモ紙を受け取った…



『……んぁ?…なんだこれ?両手足の脱…』
おぉーと、じゃあこの辺で!!リーダー絶対書いてある通りにしてよね♪



ものすごい勢いで俺の声に被せるように

早口で話して…

再度、相葉ウィンクをお見舞いされる




笑顔で現場を後にした相葉ちゃんを見送り

俺もメモ紙をポッケに入れて帰宅した










ジャーーーーーーーーーーーーー

チャプンッ……

…ジョリジョリ…


『ってか、何で両手足脱毛なんだ?
 意味不明なんだけど……?』





相葉ウィンク付きで

絶対書いてある通りにして!!……と

話すからには…何か理由でもあんのか?






言われた通り

両手足のすね毛を剃って風呂から上がり

寝る支度を終わらせて

パートナーが眠る寝室へ向かった






「…スーー…   スーー…    」





翔くんが先に帰宅して寝てた時にだけする


俺だけの秘密♡






『んふふ♡……お休み…しょお///』






翔くんの事をしょお…って

呼び捨てにすること…/////





ちゅッ♡





大好きなぼってりと厚みのある

エロい唇へお休みのキスをすること♡







『ふへへ♡
 相葉ちゃんのためってだけだと
 つまんねぇ〜し……
 明日、しょおのために行ってくんな♪』






こうするとグッスリ眠れんだ♪

そして……





「んんッ//……さと…
 …スーー…   スーー…    」




眠ってるのに…

俺が布団の中に潜り込むと

センサーでも付いてるのかと思うほど…




俺の腰に手を這わし…抱き寄せて眠る





ぎゅっッ

『んふふ///あったけぇ…///』





コレもいつものこと///


優しいぬくもりに埋もれるように眠る…








⭐︎

 ★

⭐︎

 ★

⭐︎










スリスリ…

『んんッ……やぁ……スーー……』





 スリスリスリ…

『やだってぇ〜……スーーー…』







ボソッ♡
「智くんッ……何で…手足スベスベなの?


スリスリスリスリスリッ……

『んぁあああ!?……あ?……朝…か…』

「……やっと起きた…///」




『へ?…あ…翔くんはょッ///』

ちゅッ♡

「おはよ…んッ♡…智くん………ねぇ?///」




『なぁに…翔くん…///』





愛情たっぷりのキスを貰って…

幸せいっぱい抱きついた…



「だからぁ〜…何で手足スベスベなの?」




スリスリスリスリッ

『へッ!?あッ///…ちょッちょっと…やめッ//』


「ねぇ…スベスベだとさぁ〜
 肌触り…気持ちいいね//…ね?♡」






スリスリッスリスリッ…

『ちょっとッ///…んッ//……ハァ…やッ//』


「…もしかしてさぁ……アソコも…
 スベスベだったりする訳?」






ゴソゴソッ……


『へッ!?はッはぁあああ!?
 …あッちょっッ…///…翔くんッ!!!』






寝巻きのズボンの中へ忍び込み

俺を誘惑するぬくもりに……



胸まで熱く…鼓動が早まる







「……なぁ〜んだ……残念…
 ふはッ…期待しちゃったじゃん♡」


『ッとにもぉ〜エロ翔///……ってか…
 後ろ当たってる///……前もやめッ///』



「…え?……やめていいの?」








パッ ///


『え?……ぁ……//……』





照れ隠しで言った言葉で

呆気なく離れてしまった手とカラダ…




あれ…嫌と思ったけど…

何でこんな淋しいんだ?




…俺…して欲しかったのか?///

朝から?






「ふはッ……本当は欲しいんだろ?」

『へッ!?///』




翔くん…俺の心読んだのかッ!?


ってか……俺…

言ってることと体が望んでること……

最近とくに…噛み合わなくなってきてる///




混乱の原因である

目の前のパートナーに視線を送る…





「ふはッ……いいよ?
 まだ出発まで…時間あるし…
 …おねだり……上手に出来たらぁ
 ご褒美あげるけど?……どうする?♡」








熱い



めちゃくちゃ

顔が火照るのが分かる…///






『あッ…///…えとッ…』


「さとし……ほらッ♡」


『ゔぅッ///…呼び捨て…ズルいからッ/////
  えっと……んはははッ…アレだな!
   改めて言うのは…照れるなッ///』





なかなか意気地無しな自分が

モタモタしている間に…


翔くんが布団から出て背中を向けた





「……あ〜〜じゃあ…
 用事ないなら……行くかな〜」





立ち上がる間際

後ろの俺に話しかけるように

横顔を見せてきた





それは…






翔くんの罠

 
俺は…その翔くんの罠に…




『つッ///…待ってッ!!
 …したいからッ//
   そのッ………行くなよッ///…』





わざと捕まることを選ぶんだ……




「…よく出来ましたぁ……//…」




ようやく振り向いてくれた唇は

優しく弧を描いていたが…


俺を見つめるのは……熱く鋭い瞳だった










こうして…

俺は翔くんの罠にわざと捕まってゆく…














⭐︎

 ★

⭐︎

 ★

⭐︎







雲ひとつない青空のように




曇りのないニッカニカの目の前の笑顔に

話しかける…







『……相葉ちゃん……何コレ?…』





迎えにきてくれた

相葉ちゃんの車に乗り込むと…





ヒラヒラ?

 ふわふわ?

ツルツル?

 もこもこ?




そんな生地ばかりが色とりどり…




…いや…



ピンクづくしの洋服の山が積まれていた…






《だからぁ〜〜
 ショコラティエに気に入られるために〜
 可愛い女の子になってお店に行くの〜♪
 ほら♪リーダッ…
 さとこちゃんも早く着替えなさいよ〜♪》




半分だけ女になりかけている姿で

今日も相葉ウィンクをお見舞いしてきた…




『…いやいや……俺、嫌だよッ//…』


《文句言わないのッ♡
 嵐の企画でもやったことあるでしょ?》


『あれはテレビだからだろッ!!
 何でプライベートで
 しなきゃなんね〜んだよッ//…』


《なんでもさぁ〜…そのショコラティエ…
 めっちゃイケメンらしくてさー
 可愛い子が好きみたいなんだよね〜
 だから♪女装!その一択!!》


『えぇ〜〜…直ぐにバレるんじゃ…
 むしろ怪しまれて追い返されるかもよ…』


さとこちゃんッ!!いい?よく聞いて!!恋人へのチョコレートがかかっててよッ!……それに…それに俺……バレンタインで…ニノにプロポーズしようと思ってるんだ!!!!》


『へ!?マジで?』



《マジで!!翔ちゃんとリーダー…あ!
 さとこちゃん見てて…
 …俺たちも前に進みたいって……》





真剣な顔とは真逆の

ヒラヒラのカーテンみたいな服を着て



恋人であるニノのことを想う

相葉ちゃんの真剣さ……





『……相葉ちゃん………
 じゃあ…今回のチョコは…相葉ちゃんの
 プロポーズがかかってるんだな…

 そっか……
 本当は面倒くせーけど……
 相葉ちゃんには何度も助けてもらってるし
 あぁ〜〜仕方ねぇ!!今回だけだぞッ!』





スイーツ部の部長として…仲間として…

相葉ちゃんとニノの恋を

応援することに決めた!!




それに…

翔くんへ手作りしようと思ってた

チョコの情報収集にもなるかもだしッ♡




《さとこちゃ〜〜ん♡ありがとう!!
 あ♡私はまさこって事でヨロシク♪》


『んふふッ♪……へーへー…』


《じゃあ、さっさと脱ぐ!!着替える♪
 さとこちゃんは〜…コレなんてどう?》





ピンクと白のふわふわの…

…やっぱりカーテンみたいなやつ……




誰が着るかッッ!!!!!

《アヒャヒャ♪》





とりあえず…

あまり派手じゃないモノを探して物色する





『ん〜でも…着替えはいいにしろ…
 女って設定だろ?
 …顔も髪も…こんまんまでいいの?』


《アヒャヒャ♡そこはご心配なく!!
 強力な助っ人をお呼びしてるんだよね♪
 お姉さん!!お待たせしました〜♪


『…は?おねえさッ…』
さっとし〜〜〜♡♡♡
 久しぶりぃ〜♪




座席の後ろから大声で叫ぶ

馴染みのある声……





おわぁああッ!?
 ねッ姉ちゃん!?えぇ!?
 どう言うこと!?



[前に相葉くんともしもの時のためにって
 連絡先交換してたのよ〜♪]


『はぁあああ!?…いつの間に…』



[メンバー間での恋だなんて………きゃ〜〜♡……極秘任務でしょう♪身内で協力してくれる人探してるって連絡もらって!あんたも翔くんとの事で迷惑かけっぱなしでしょ?姉ちゃんが協力するのが適任かなって♪]


お姉さん!!
ありがとうございます!!



『いやいや……かな…って…//
 大丈夫なのか?…
 …めちゃくちゃ不安なんだけど…』

 

[まぁまぁ♪
 さぁ!ヘアメイクするわよ!
 さとこちゃん♡あははははッ♪]






絶対…面白がってるな……

弟で遊ぶなよな…//…










こうして…

恋人とパートナーの為に…



幻のチョコレートをGETするための

スイーツ部の挑戦が始まった…















つづく♡




智くんのお姉さんは
元のお話【二人の記念日】で登場しております♪
翔くんと智くんの恋愛を応援してくれる
頼もしい?助っ人です♡♡♡