気象系の赤×青さんの妄想BL小説です
side S
入院して6日目の今日_
無事に退院して帰宅する事が出来た
「ん〜〜♪
やっぱ自宅最高♪」
玄関に入った瞬間から
嬉しさのあまり
久しぶりの我が家の空気を
思いっきり吸い込んだ…
「んふふッ…良かったね♪
翔くん、退院おめでとう!」
「智くんがお見舞いに来てくれた
おかげだよ…ありがとう!」
入院時の荷物を半分持ってくれて
優しく微笑んでくれる
「そんな…俺、なんもしてないよ…//」
「そんなことないッ!!
お見舞いもそうだけど…
この家、キレイに掃除して
空気の入れ替えしてくれたでしょう?
何だか空気がいいもん♪」
大きく深呼吸をして
智くんへ笑いかけた♪
「…あ、分かる?…ふふッ///
6日ぶりに帰ってくる自宅は
綺麗な方が気持ちいいもんねッ♪
仕事の合間に立ち寄って掃除してた///」
「やっぱり!智くぅ〜んッ♡」
ぎゅっ♡
正面から智くんを抱きしめ
感謝の気持ちを身体全身で伝えた
「…本当に何から何まで…
俺の世話焼いてくれてありがとう!
感謝してます…/////」
「……翔くんッ///」
智くんも俺の背中に腕を回してくれて
暫くふたりそのままに
幸せを噛み締める__
久しぶりの抱擁
嬉しさが込み上げ…
すー…はぁああ♡
すー…はぁああ♡
「……何してるの?…翔くん?///」
「智くんの匂いを嗅いでるの♡
すごーくいい香りでさぁ〜…ハァ…
俺、智くんの匂い嗅ぐと…
癒されるし…///元気になるんだ♡」
すー…はぁああ♡
すー…はぁああ♡
……あ♡
「…翔くん///……当たってる…//
もぉ病み上がりだよッ///」
智くんが俺の背中に回した腕を
解いて、押し返そうとするから…
絶対、離さないように
抱きしめる腕に力を入れた
「…ハァ……あッ///…智くん…当ててるの♡
智くんッ…ハァッ…したい♡…ダメッ?」
ブルッ
「ぁんッ///…ちょっとッ…//
翔くん…ハァ…耳に息かかってる///」
「智くんッ///…ハァハァ…息をかけてるの//
…だって久しぶりに人目を気にせず
智くんを堪能できるんだよッ///…ハァッ」
耳元へ囁き、
耳から顎…首筋へ……
順に舌を這わして味わって行く
つぅぅーーー…
つッつつぅぅぅーー…♡
「ひゃんッ///…あッ…翔くん…はぁあッ///」
トスッ…
そのまま壁に攻め立て覆い被さり
刺激を続けると…
「…はぁああぅぅッ/////」
力が抜けてきたのか
ヘナヘナと膝から崩れ落ち
床に尻もちをついた
勿論、逃さないように…
「…ハァ…智くん…まだだよッ///」
俺も智くんを追ってしゃがみ込み
鎖骨や首筋に顔を沈め
智くんの匂いと、舌での感触を味わう
つぅぅぅーーー…
「…ふぅッ…んッ……んぁッ///…だめぇ///」
ちゅくッ♡
ちゅぅぅぅ…
「…何で?…ハァハァッ…
こんなにも感じてるのに…///
ほらッ♡…智くんのも…ハァ…
…ハァハァッ…苦しそうだよッ♡」
スリスリ…
ズボンの隙間から手を差し込めば
智くんの膨らみ始めた熱を掴み、
優しく上下に扱き始めた…
チュクチュクチュク…
「あぁッ!?///…やぁああッ///
…ハァハァ……ちょッ……とッ/////…ハァ…」
クチィクチクチィ…
「…スーー…あっ!
…智くんの匂い変わった♡」
つぅぅぅーー……
スリスリぃ…♡
ばちんッ!!
「いぃったぁ〜///」
「翔くん!ここ玄関です///」
両頬をビンタされ、
思わず両頬を手で庇った…
「…ごッ…ごめんなさいッ//…」
そうだ冷静になれ、俺…
ここはまだ玄関
しかもまだ靴を履いたまま…///
「もぅッ//…節操がなさすぎるよ///」
智くんが俺から逃げるように
そそくさと家の中へ入って行った
「ふははッ///…ごもっともです…
…あ〜あ、欲求不満……
智くん不足……潤いが足りない…」
独り言を言いながら
智くんに続けて靴を脱ぎ
家の中へ入った
「……智くん?」
リビング扉を開けて
智くんの姿を探すが居ない…
「……どこ?///」
退院はしたものの
また悪化してぶり返すこともあるとか…
本来なら大人しく
寝ていたいところだが……/////
「……ハァ……ハァ…///」
取り敢えず寝室へ向かい、
ベッドに仰向けで寝れば
露わになるのは
こんもり盛り上がる俺の俺………
「…くそッ…智くんが足りない///…ハァッ…」
さっきの熱が収まることはなく
寧ろ、興奮は悪化する一方だった
「……ゔぅぅッ///
智くんのば〜かば〜かッ……ハァッ…
もぅ…知らないからねッ…/////」
モゾモゾ…
モゾモゾ♡
にちにちぃッ…
もう構ってもらえないなら…
自分でするしかないよなッ!!!
だって、
俺のムスコ可哀想過ぎんじゃんッ⁈
そんな気持ちで性欲を堪えきれず
布団を鷲掴み頭まで被ったら
自分の手で扱い始めた
ガチャッ
「翔くん…寝てるか〜?
パジャマと水もってきたよ…
とりあえず、着替えよっか!!」
ああぁ…ヤバい……///
虚しいのに気持ちいいッ///
モゾモゾ…
情けないけど、やめられないッ///
モゾモゾ…
「…翔くん?…何してるんだ?
ほれ!!パジャマに着替えるぞ!!」
グイッ バサッ!!
「うわぁ!?
…ハァハッ…んぁあッ…智くんッ!?
いきなり…ハァハァッ…んぁッ…
…布団剥がさないで…ぁぁッ///」
せめて見られない様に
布団を被ってやってたのに…//
感度が増して扱う速度を早め、
声が漏れ始めたタイミングで
智くんに見つかった…//
ヤバい…
もう、止まんないッ/////
「へッ!?///…なッ…
…何やってんだよ///…正気か?///」
チュクチュク…
チュクチュク…クチィッ♡
「…ハァ…自慰行為…んぁッ…ハァ…
又はマスターベーションッ//
…ハァハァッ…とも言うねぇッ…んッ///
智くんに逃げられて…
性的欲求が満たされないッ…ぁぁぁッ
…ハァ…俺の哀れなムスコの為にッ///
まだ自分で動くとッ…
息切れして辛いのにッ!!
…ハァハァッ…ああッ♡
俺の哀れなムスコの為にッ!!
頑張ってるんだよッ…ハァハッ…
はぁああッ///」
どうせなら、いっその事……
こんな醜態を晒してるのは
他でも無いあなたの所為なのだと
これ見よがしに身体の向きを変え
瞳だけは繋がれてイケるように
智くんに見せびらかしながら
扱き続けた…
「…ハァ…智くんッ///…お願い…ハァハァ…
息上がって辛くなってきたよッ/////」
顔を真っ赤にして、
引っ剥がした布団を掴んだまま
ソワソワしている智くんへ
手を差し伸べる__
「…ゔぅ///…えっと…そのッ…///…ハァ…」
「智くんッ!///…寒いからッ!
…ぁぁあッ///…ハァ…早く来てッ///」
「…あッ///」
きゅっ…
寒い=症状悪化するかも…
この単純な図式を
智くんの脳内へ訴える事で
手を恐る恐るではあるが
差し出してくれて、
漸く掴んだその手が逃げないように
勢いよく引っ張った……
「…んゎあああッ///」
ぼふんッ♡
あぁ♡
智くんの重み…
気持ちいい…/////
俺の自慰行為を見せた事で
先程よりも、色香が増している♡
「…っと…ごめッ!!…重いよな///
…まだ病み上がりなのに…ハァ…」
上に乗せた智くんが
俺の顔の横に手を付いて腕を伸ばし
見下ろしてきた……
「智くん…その気遣いは要らないから
…ハァ…して欲しい…ですッ///」
スリスリ…
スリスリ…
「ふぅぅッ///…ぁッ…でもッ…
…ハァハァッ…翔くん…寝てなきゃッ///」
眉間に皺を寄せ
困った表情の智くんへ
下腹部に手を滑らしズラして行けば
熱だって先程のまま立派に保ってる
「…だからッ…ちゃんと休む為にも…
…ハァハァ…ゔぅッ//…出したいのッ!!!」
「…んあぁッ///…翔…くん///…待っ…」
「待てないの!
ほらッ…ハァハァッ…触ってよコレッ///」
智くんの片手をとって
俺のも触らせ一緒に動かした…
ヌチィヌチィッ…
「…あっ//////」
「…挿れなくていいから…ハァハァッ…
ね?お願い!……俺…もッ…苦しッ///」
互いの唇を食して触れたり…
声を出すのに離れたり…
そんな密着した切なる願いに……
「わッ…分かったょッ…///…ハァ…」
やったぁ♡
おねだり成功♪
智くんをその気にさせれば、
こっちのもんだよね♪
俺たちの久しぶりに訪れる
甘いひと時に…
ふたりして
ベッドへ深く深く…沈んだ………
つづく
上手におねだりする翔くん♪
フェロモン凄そう…♡
智くん、罠に捕まっちゃいましたね♡
La mimosa