気象系の赤×青さんの妄想BL小説です
side O
打ち合わせが無事終わり
漸く翔くんの元へ__
「お疲れです!!」
急いで打合せの部屋を飛び出すと
目の前に数人の人影が…
「…っと…//…すみません!」
ギリギリセーフ……ではなく…//
その人影の中の1人と
危うくぶつかりそうになり
思わず手でタッチする形で立ち止まる
同時に、
相手も俺の両肩を支えてくれた
ぶつかりそうになった相手を
反射的に見上げると…
[アヒャヒャッ♪
…大ちゃん慌てすぎ!]
「…あッ…相葉ちゃん!?」
目の前には…
太陽みたいに眩しい笑顔の
相葉ちゃんがいた
ニ[…ちょっとッ!
廊下は走らないって、
小学校で習わなかったんですか?]
松[…リーダーの事だから、
寝てて聞いてなかったんじゃない♪]
続けざまに
直ぐ横から聞き覚えのある声が…
「…ニノ…潤……//」
相[…ヒャ〜…手が痛々しいね…//]
相葉ちゃんが俺の両手を取り
傷を見て言った…
ニ[…ってか、なんですそれ?
手当の仕方めちゃくちゃじゃないの…
相葉さん救急箱持ってきて!」
松[自分で持ってこいよ!
ってかそんなのどこにあるんだ?
マネ呼んで!]
相[なんだよそれ〜!
…も〜…//…ニノも松潤も…
人使い荒いんだから…//]
あ〜…
やばい…な…//
今、1番会いたくねぇ奴らに
会っちまった…
「…皆んな……何で?//」
ニ[そんなのマネから連絡貰ったに
決まってるでしょう!]
松[2人がピンチです!!
…ってさ…
なんだそれ?って感じだよ//
だから2人と連絡取って
あなたの打合せ終わるの待ってたんだよ]
「…なんだ…それ…//…」
松[…ははッ…な?
そう返したくなるよな♪]
相[大ちゃん…
とりあえず応接室の一部屋の
使用許可もらったから場所移ろ?
手当し直して、話し聞くから…//]
「…あっ…でも…//」
マネ[お疲れ様です!!
…松本さん、二宮さん、相葉さん…
ありがとうございます!]
俺のマネージャーが駆けつけ
皆んなへ声をかけている
マネ[皆さん、お忙しいのに…
ありがとうございます!
これから大野さんは櫻井さんの元へ
向かわれる予定ですので…
皆さんも一緒に車に乗って下さい!
皆さんのマネージャーには報告済です
帰りは僕がお送りします…]
松[…仕方ねぇ〜な〜!
リーダーこの借りは大きいぞッ!]
ニ[きっと今回も翔さん絡みでしょう?
はぁ〜だからさっさと飼い犬を
躾けなさいって言ってたんですよ…]
マネ[あ、自分、車まわしてきます!]
松「うぃ〜!」
立ち竦む俺を他所に
マネージャーを筆頭に
頼もしい背中が次々と歩き出した
「………///」
「…ほらッ!大ちゃん何してんの?
早く翔ちゃんのところ行くよ!!」
着いてこない俺を気遣って
相葉ちゃんが声を掛けてくれた
ニノと潤も…
少し先で振り返り待っていてくれる
皆んなの俺を見て笑う顔が
胸に沁みる…///
ほろッ…
ほろほろッ…
ほら、やっぱりね…//
今、一番…
皆んなに会いたくなかった…///
ほろほろ…
ほろり…
潤が真顔で戻ってきて
腕で乱暴に頭を囲んできた
そのままグイッ…と引き寄せられて
潤の胸に額が着地した
俺が見えるのは…
俺と潤の靴と、
その間に落ちる
1センチにも満たない水の塊が数滴
松[…さっさと行くよ…//…
じゃないとキスするよ〜♪]
「…なッ⁈///…グシッ……
……ってか潤、腕どけろ!
…前見えねぇ〜//」
松[はいは〜い♪
怒る元気あるなら歩いてよ〜
じゃないと姫抱っこするよ〜♪]
「…やッ//…やめろッ///…ズズッ///」
二[…あ〜あぁ、
またリーダーを揶揄ってますよ…
好きですね〜♪]
相[じゃあ、ニノには俺が…
エスコートしようかな♪ヒャヒャッ]
潤の腕に邪魔されて
みんなの顔は見えないけど
そのままの格好で伝えた
「皆んな…ありがとな///…グズッ」
二[さぁ、翔さん家へ急ぎますよ]
「……おぅ//」
皆の顔を見たら
我慢していた涙が溢れてしまった
そのままの俺を受け入れてくれる
こいつらの前では…
素直になれよって、
後押しされた気がする__
おまえら最強かよ!
翔くん…待っててね…///
つづく
嵐は最強です!!
皆のわちゃわちゃみたいな〜♪
La mimosa