「おーい!!おーい!!」

ドアをドンドンと叩く音がする。

「誰だよ!!こんな朝っぱらから!」

ドアを開けると鼻水をたらした男がいた。この男の名はマウヨシ。俺の幼なじみだ。

「何だよ!!マウヨシ。こんな朝っぱらから!」


俺は睡眠を邪魔されたので不機嫌になっていた。

「怒んなって、アレン。王様が俺らをよんでんだよ。」


「王様が!?なんで!?」

「わからねえけど、とりあえず城に行くぞ。」

「ああーくそっ!!わかったよ!!」

俺はマウヨシと一緒に城に向かった。その途中で

「おー!アレンとマウヨシじゃねーか♪」

野太い声がした。その声の方向を見ると年下のヤンシがいた。
俺は16歳でヤンシは12歳だ。なのに中年のオッサンのよーな顔をしている。

「ヤンシじゃん」

マウヨシが言った。

「オメーらどこいってんだ?」

ヤンシが言った。

「城。王様に呼ばれたんだよ。」

「おれも行く(*^^*)」

三人で城に向かった。