ロックダウンの決まったミラノですが、小学生と中学1年生(日本の小5の年齢)までは通学し、それより大きい子供達はオンライン教育となりました。
とは言っても、クラスに1人でも感染者が入れば、即オンライン。柔軟性には強いイタリア人。フレキシブルに対応しているようです。
先日、「テストがあるから」と言う息子の勉強を手伝いましたが、イタリアのテストは筆記だけでなく、口頭が多く、今回も口頭テストでした。口頭テストはオンラインの時も、リアル授業の時にもあります。
教科書の81ページから83ページまで歴史を勉強する、ということなので、教科書を見てみると、ローマ帝国の歴史。私たちが歴史をやった時のように、「何年」に「何が起きた」というよりも、ストーリー全体を理解する、そしてそれをまとめて自分の言葉でプレゼンする、という内容でした。
イタリア人の子供のテストは半分以上が口頭のテストで、人前で話すことを学びます。上手くできないと、クラス全員が聞いているので、結構なプレッシャーとなります。
要点を理解して、自分の言葉でまとめるのは、色々とわかっていないと出来ません。本当の理解力をつけたり、「学んで、考えて、話す」ことにより、深いレベルで本当にわかっているかを確認しつつ学んでいく、というプロセスをたどるのだな、と思いました。
「考える力」というのは将来仕事をする時にもとても大切なものです。私が子供の頃は、受験勉強もあったりして、答えが「選択肢から選ぶ」ことや、とりあえず丸暗記が多かった記憶にあります。
ただ、本当は、テストの答えの選択肢ではないような、物事の本質を考えさせる Open Ended Question (答えが1つでない質問) について考え、そもそも自分から質問を投げかけられるような学び方をすることも大切だな、と思いました。
日本の教育は素晴らしいところも沢山ありますが、改善点も多くありそうですね。
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