息子のジレンマ
わたしが傍から見てて、息子のもやもやを感じ取ったり、聞いた話の断片をつなぎ合わせて書くことなので、本人的には違う!って言うかも知れないけれど。
以前なら、わたしや、家族、担任の先生に認められていたら満たされていたのに、
それでは足りなくなっている。
「友達に認められたい。」
その思いが強く出ているように思います。
今、スポーツテストの時期なんですよね。全然できない息子。
スポーツで認められるのは無理だから、勉強をがんばる!って頑張って、
自分だけがテスト100点の時でも友達は誰も褒めてくれない。
教室がシーンとするんだそうです。たぶん息子の理想はみんなが
「すごいね!息子くん!」って声をかけてくれることなんだろうけど・・・。
担任も「100点は息子くんだけです。」と発表するけど、ほかの子をけなす材料として使っている感があります。
塾では出来る子に惜しみない拍手があるのですが、塾ではかろうじて、ギリギリ上のクラスにはいるけど、そんなに出来がよくない。自分は拍手されることはほぼない。
一番仲良しの友達と今回の組分けテスト4教科でおそらく100点くらい違うんじゃないかな・・・
立ち位置がわかってるからつらい。でも塾だと、それでも受け止めてくれる友達関係。
切磋琢磨して頑張ろう!と思える。でも学校では???
やたら身だしなみに気を使い、服装もコーディネートを考え、
「こう言う色は身につけていないから買ってみたい。」とか言い出し。
「下ネタとかありえない。俺は言わない。」と妙にきりっとしてみたり。
「今は夢中になれることがない。」
となんかくらぁい息子。
そう言う思いをぶつけたい相手は今は母親のわたしじゃないんだけど、でも誰もいない。
と、そんな感じに見えます。
今はそう言う時期なのかな・・・難しいお年頃です。