DreamTセッション☆妄想企画【奏曲鐶《】第七話《結》 | 砂水*無限tone♪~in・DREAMTOWN・FDR~

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刀剣サニワ創作イメージ話

色々な刀剣設定を無視…というよりw

俺得視点の妄想を書いただけの他愛もない審神者の本丸話

【奏曲鐶《カナデクルワ》】茶肆期目(四期目)、気ままに更新開始です。

 

これまでと同じく自由に妄想して書いていますので、

 

苦手な方は即脱出して下さいませm(__)m

 

今回は、『百鬼夜行と審神者セキ』についてです。

 

※百鬼夜行迎撃戦改変版と入電改変版です。

ゲーム内イベントの台詞のネタバレがあります。

さらに創作審神者の妄想設定があります。それによる弊本丸イメージの刀剣会話があります。

※特に三日月と朧月については、弊本丸版の妄想の続きになります。

苦手な方はご注意下さい。

では妄想メモを…

 

 

※いつもよりも文字数が多いので、字を小さくして投稿しています※読み難いのでご注意下さい

 

 

前回までの創作審神者物語はコチラ↓

 

〔一期・二期〕記跡ノ沙庭~創作唄~ | 砂水* #pixiv

https://www.pixiv.net/novel/series/1032675

 

〔三期〕記跡ノ沙庭【囃子】~創作唄~ | 砂水* #pixiv

https://www.pixiv.net/novel/series/1238543

 

〔茶肆[ちゃし]期目(四期目)更新中〕

記跡ノ沙庭【奏曲鐶】~創作唄~ | 砂水* #pixiv

https://www.pixiv.net/novel/series/10674913

 

 

 

》第七話

【月詣夜行と夢境ノ跡】《結*》


疑似平安京フィールドへの
本丸の部隊と審神者キトウセキの出陣任務後、


出陣部隊は審神者セキに休むように促された。

 
審神者セキも、
本丸と異去という特殊な距離で人の姿と本体である刀剣を離していたこともあり、いつもの出陣よりも疲労が溜まった為、
少し、寝室で休む事にした。
 


そのうたた寝のような微睡みで、、


 
また、


 
白昼夢を見る。



 
 
人の影が何処ともわからない場所に浮かぶ。


それがひとり語る。


 
「名を持ち、言葉を発するか

 さて、誰が与えたのやら、、、、

 しかし、此度の目的は、、、。」


 
そう言うと、人の姿が霧にかすめるようにぼやける。


 
「、、、ふむ、おれが安定しない

 この足でどこまで行けるかはわからんが

 、、、、行けるところまで、、、」
 


そう言うと、


 
何かに気付き、

此方を見つめる。
 
 
 
「あぁ、
 おぬしは
 
 あの穴を覗き込んだ、、
 
 あの審神者か、、

 
 、、、何をみて何を思う?」


 

その惹き込まれてしまいそうな瞳に審神者セキは、何も言えない。

 
その審神者セキに

 
「戦鬼は、、おぬしの霊力を求めておったな、、

 
、、名に纏わる、
その逸話に、、“存在を与える霊力を宿す刀剣“の、人姿なのだろう、、?

 
さて、月よ」


 
と語ると


 
審神者セキは背後に何かを感じて、

 
振り向くと、、


そこには、、
 

 
『極めた三日月宗近、、さん、、』



 
其処には


 
審神者セキ本丸の、極めた三日月宗近が刹那げな表情で立っていた、、、
 
 

 

夕方、入電が入った。狐ケ崎からだった。
 
 
 
[「審神者セキだけに、話がある」]
 
 

狐ケ崎の指示で、書斎から刀剣男士が外に出された。


 
そして、、


 
[「、、名と言葉を持つ敵が異去から出現、、

本来はあり得ない、、

 
もし奴が完全体となったら、、、

この程度では済まないだろう」]

 
「、、、」


狐ケ崎の語りを

審神者セキは黙ってただ聞いている。


 
[「、、刀剣キトウセキ、

その存在が引き金なる可能性も否定出来ない、、


 そのことを念頭に置き、審神者の任務に当たるよう」]
 
 
「、、はい」

審神者セキは、ただ切実に応える。
 
 
「、、、」


その姿に狐ケ崎は一瞬、黙り、
 


「最後に、本丸に居る三日月宗近を、、


 庇っているのか、、?」
 


と、問う。

 

審神者セキは、

強い瞳を宿し告げた。


 
「、、、俺はただ、

本丸の刀剣男士の皆様を、

信じている、、

それだけです。」
 
 



以降の任務は、黒毛のクダギツネから指示があった。
 
引き続き、微量の残党流入に対し、対応を継続とのことだった。
 
その後、大きな敵の出現はなく、、

百鬼夜行迎撃戦は終了した。
 







**


 
「おぅおぅ!次は花火景趣入手任務じゃねーか!おれの出番だなぁ!!」
 

極めた蛍丸と交代し、近侍となった極めた和泉守兼定が張りきって声を上げる。
 

今年の審神者就任記念日は、対大規模戦プログラム中であったこともあり、花火🎆景趣を断念したのだ。
その為、お祭り隊長の和泉守は花火🎆景趣で酒飲みをするチャンスを狙っていたのだ。
 

「主!まずは景趣入手だな!」

 
近侍の和泉守は審神者セキに言う。
 
「そうですね」

と審神者セキは、微笑んで応えた。



 


 
そんなある日、、

 すでに入手済みの花火🎆景趣のかき氷を、皆に配り、ひと休憩してもらった夜のこと、、


 
審神者セキが、就寝の為に廊下を移動していると、、


 
下弦の半月が見える縁側の廊下に立つ、刀が見えた。



 
「どうなされましたか?極めた三日月さん」



 
審神者セキが問いかけると、


 
極めた三日月宗近は言う。



 
「、、、主が、“あの穴”に“何を見たか“はわからぬが、、


 あれは、


 あの娘の本丸の、一振り目の三日月宗近だ」



 
と、
 
白昼夢で見た極めた三日月宗近の表情と同じく、


刹那げな様子で月を見上げていた、、、


 
 

 


**



》第七話
【月詣夜行と夢境ノ跡】全話《結*》




次回はゆっくり更新です。

(後書きと関連記事を投稿予定です。)
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