DreamTセッション☆妄想企画【奏曲鐶《】第四話 | 砂水*無限tone♪~in・DREAMTOWN・FDR~

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刀剣サニワ創作イメージ話

色々な刀剣設定を無視…というよりw

俺得視点の妄想を書いただけの他愛もない審神者の本丸話

【奏曲鐶《カナデクルワ》】茶肆期目(四期目)、気ままに更新開始です。

 

これまでと同じく自由に妄想して書いていますので、

 

苦手な方は即脱出して下さいませm(__)m

 

今回は、『主の見た夢と健康診断と…』についてです。

 

では妄想メモを…

 

 

 

前回までの創作審神者物語はコチラ↓

 

〔一期・二期〕記跡ノ沙庭~創作唄~ | 砂水* #pixiv

https://www.pixiv.net/novel/series/1032675

 

〔三期〕記跡ノ沙庭【囃子】~創作唄~ | 砂水* #pixiv

https://www.pixiv.net/novel/series/1238543

 

〔茶肆[ちゃし]期目(四期目)更新中〕

記跡ノ沙庭【奏曲鐶】~創作唄~ | 砂水* #pixiv

https://www.pixiv.net/novel/series/10674913

 

 

 

》第四話

 

 

【異界奏鳴曲《夢路》】

 

 

 

「 セキ、おかえり。

 帰って、、来てしまったんだね。

 俺のところに、、」

 

そう言った主は、

とても切ない表情をしていた、、、

 

 

それは、ある日見た夢。

 

でも、

何処か、現実味があった、、、

 

 

「主、今日は毎月一度の“健康診断”の日だったね」

 

出かけ用の身支度をしているこの本丸の主に、この本丸の初めの一振りであり、

本日の近侍である極めた歌仙兼定が声をかけた。

 

「はい。留守の間、本丸をよろしくお願いします。」

 

主はそう言って微笑む。極めた歌仙は主に微笑み返し、

 

「安心して行ってくると良いよ。

 

、、長義、君も、政府部署の勤務任務だったね。

主の帰還時は、必ず御伴刀剣として役目を果たしてもらうよ。」

 

と、支度を整え書斎にやってきた元初代監査官である山姥切長義に言う。

 

「元監査官として、主の管理はおれにとって責務でもある。当然かな」

 

長義は相変わらず、冷たい回答だが、極めた歌仙は、これまでの事で、この長義が主と本丸の安定の為に尽力していることを知っている。

 

「では、行ってきます」

 

主は、長義を伴い政府機関へ向かった。

 

 

長義はいつもの通り、政府機関のある部署で事務作業をしている。

 

『、、、審神者部署を設置して九年、、随分と刀剣も増えたものだな』

 

此処は刀剣の“複数の”逸話の書類が集められている事務所だ。

 

新たな刀剣の書類をまとめ、ふと時間を確認する。

 

『主の帰還時刻は、、、』

 

そう思い、今回分の職務を淡々とこなす。

 

 

主の帰還の時刻となった。

長義も問題なく勤務が終了している。

 

主は、

主の健康診断…という名目で、

 

ある一部の時の政府の意向により、

元刀剣であった審神者として、

元刀剣であることの使命や役目、そして、

あの審神者部署の危機に陥ったあの時に、

防人作戦後も無事に乗り越えた本丸の審神者であり元刀剣として…

 

興味深い事例の検証の為、

月に一度、

政府へ行くようになっていて…

 

長義がいつものように、

主がいる区画の近くまでやってきた。

御供として帰還するためだ。

 

主が特殊審神者であるため、

このような命が与えられて政府に来ていることは、元監査官と初めの一振の歌仙は知っていた。

 

しかし、

 

主のいる区画は、許可なく踏み入れることを許されていない。

 

長義はいつものように、

区画前で主が姿を現すのを待っていた。

 

 

カタン

 

扉が開く音がする。

 

主が区画の部屋から出てきたのだ。

 

「主」

 

長義が声をかける。

 

主が長義の声に顔をあげ、

「…長義さん、少々、お話を聞いて頂いても良いですか?」

と声をかけた。

 

 

[「君の今の時代が、本当に正しい時代だと思うかい?」]

 

防人作戦後、

新たに指導担当になった役人が告げる。

 

オレはその問いに何も答えられなかった。

 

その指導担当の役人に会った後、オレを“人の審神者”として偽って、最初に政府に連れてきたオレの担当役人と顔を合わせる。

 

「あっち側は、お前の“反応”をみたいだけだろう」

 

一部の政府の意向をあまり良く思っていない役人は、面倒臭い様子で言う。

 

この役人は、あの部署の危機にギリギリ無事だったようだ。

オレにとっては、、彼は味方ではないが、特殊審神者であり特殊刀剣であるオレの存在は、彼自身が刀剣などの“もの”を収集する趣味があるので、興味があるそうだ。

 

まあ、この役人の瞬時の判断で、

担当役人として、対大侵寇プログラム終盤の訓練中の任務成果である“刀剣白山吉光”をオレの本丸に届ける直前に、本丸の機能外で部隊が結成できる“鈴”を白山の狐に託してくれなければ、大きな敵との戦闘へ挑む事は出来なかっただろう。

 

政府の一部は、

元刀剣審神者本丸を自立プログラムの欠損や兵糧不足にして、生き残れるか、を実験していたのだから。

 

「そう、何ですが、、」

 

くもる表情に役人は問う。

「何かあるのか?」

 

 

「、、、夢?」

 

長義が主の言葉を聞いて呟く。

 

「はい。。最近、

オレの持ち主だった主の夢を見るんです。

それが何だか、現実味があって、、

それに、、、」

 

主はそう言うと、

 

指導担当の役人の言葉を思い出す。

 

 

[「君の本体である刀剣から、何かが起こっている反応がある。

しかし、改変の反応ではない。

となると、、もしかしたら、

この君の時代が、“異時代”ということになる可能性も否定できない」]

 

 

 

 

また夢を見た。

まるでそれはオレの元主が、、、、

 

 

 

 

「どうだ?“応え”は決まったか?」

 

オレの、刀剣キトウセキの担当役人が、

オレの、元主であり、オレに人の姿と記憶と審神者の能力を与えた存在である記棟跡〈キムネセキ〉に、

何か重要な決断を促す。

 

そして、元主キムネセキは口を開いた。

 

「、、彼が奏できた物語、、

 俺は無駄にしたくない、、、

 

 俺にできるなら、、

 

 彼が遺した本丸を俺が引き継ぎます」

 

 

 

 

もし本当に、

オレの今の時代が“異時代”だというなら、、

 

オレはきっと否定できない、、

 

だって、きっと、、

 

本当なら

 

最初に審神者に覚醒めたのは、

彼、

オレの元主で

オレに、彼自身の姿と審神者の能力と記憶も感情も写し与えてくれた、

オレにとっての本歌〈本当のセキ〉

キムネ セキ〈記棟 跡〉なのだから、、、、

 

 

 

 

【異界奏鳴曲《夢路》】

2024/2/8

作:砂水雫☆*

 

 

《跡アトガキ鍵》

 

お久しぶりです!

昨年の八月以来の更新になります。

本当は、空白期間のネタ出ししてから続きを更新しようと思っていたのですが…

公式様‼️遂に✨新しい出陣先が登場しましたね🎵「異去(いこ)」とは素敵設定です‼️

おかげさまでw

創作審神者の本丸名を決めたときにちょっと考えていた裏設定の妄想が創作審神者物語で実現可能となるかも⁉️

とワクワクし過ぎまして(笑)

 

そっち方面で、妄想が膨らみw

結果、

異界編(主の故郷からの登場人物編)のタイトル【異界奏鳴曲】で、今回の四期目のサブタイトル【奏曲鐶《カナデクルワ》】。別読み、ソウキョクセン《奏曲鐶》→『双曲線』のタイトル回収ネタになりました❗

意味:双曲線→二つの定点からの距離の差が一定であるようなつらねた線。

つまり、同じように進んでるのに違う道が岐路(別位置)として何処かであったら?…

みたいな妄想です。(主のネタで“時代”という言い方があるので、主の世界では“異時代”という言い方にしました。)異去の任務は異去と言います。

 

まだ妄想始めたばかりで、これからどうなるかわかりませんが、ちょっと匂わしつつwふわふわで妄想していこうと思います(笑)

 

皆様が素敵な審神者ライフになりますように✨

 

 

 

 

関連記事↓

 

◆主の健康診断

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