DreamTセッション☆妄想企画【奏曲鐶《】第一話 | 砂水*無限tone♪~in・DREAMTOWN・FDR~

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DreamTセッション☆妄想企画【奏曲鐶《】第一話

 

 再開、奏鳴ノ曲。

 

お久しぶりですね❗いかがお過ごしでしょうか?

刀剣サニワ創作イメージ話

色々な刀剣設定を無視…というよりw

俺得視点の妄想を書いただけの他愛もない審神者の本丸話

【奏曲鐶《カナデクルワ》】茶肆期目(四期目)、気ままに更新開始です。

 

これまでと同じく自由に妄想して書いていますので、

 

苦手な方は即脱出して下さいませm(__)m

 

今回は、『七夕🎋の景趣』についてです。

では妄想メモを…

 

前回までの創作審神者物語はコチラ↓

〔一期・二期〕記跡ノ沙庭~創作唄~ | 砂水* #pixiv

https://www.pixiv.net/novel/series/1032675

 

〔三期〕記跡ノ沙庭【囃子】~創作唄~ | 砂水* #pixiv

https://www.pixiv.net/novel/series/1238543

 

 

【夏の庭《夜、七夕🎋》】

 

とある本丸の廊下が賑やかになる。

 

時の政府から七夕飾り🎋が届いたのだ。

 

この本丸の主は、約七年前の旧暦七夕🎋に審神者就任を決意したこともあり、刀剣たちにより、七夕🎋飾りがつくられていた。

 

飾りつけは、粟田口刀剣を中心に祭り事が好きな刀剣たちによって行われている。

陸奥守「今年は粋なことをするのぉ~!政府も!」

極め五虎退「はい!今年は早く七夕🎋飾りが飾れて嬉しいですね」

極め和泉守「こりゃー先に祭りの準備もしないとだなぁ~❗」

 

いつもは七夕🎋前日から旧暦七夕🎋の間に飾っているので、いつもより早めにお祭りが始まったようで皆が浮かれた気持ちになっている。

 

そこに通りかかった、近侍任務をしている刀剣が

 

「でも期間限定の、だ。

旧暦七夕まで飾る場合は、今年分を準備するしか、ないかな。」

 

と相変わらず、祭り事があまり好きではない様子で告げると、

手伝いにやってきた燭台切光忠が

「まあまあ、そう言わないであげてよ、本歌くん。今を楽しむのも大事だからね」

 

と、長船刀剣の仲間でもある山姥切長義に微笑みかける。

 

長義は小さくため息すると、来たばかりの頃よりは馴染んだ様子で軽く頷き、

 

「、、、まあ、それでも構わないが」

 

と、審神者の書斎へと戻っていった。

 

 

 

「まあ、俺は今後の事を心配してるだけ、なんだけどね」

 

主から七夕🎋飾りの話題が出て、また期間限定の話を長義がする。

 

主はその様子に穏やかに微笑んで

 

「長義さんは、鍛刀任務時に近侍担当して頂いてますからね。

おそらく、、七夕🎋飾りをお返しする時期と鍛刀任務が一段落する時期が重なりそうですから、、

ご心配される気持ちもわかりますよ」

 

と声をかける。それに

「片付けを全て確認するこちらの身になってほしいと言ってるだけだよ」

と、浮かれた刀剣組を思い出し、長義が言う。

 

 

コンコン

 

書斎の扉がノックされる。

長義は近侍として扉の前にいき、

「誰かな」

と声をかける。

 

「僕だよ。極めた歌仙兼定だ」

 

その声に長義は扉を開けた。

 

すると、いつもならすぐに主に声をかける極めた歌仙が、近侍の長義を見る。

その様子に

 

「?、、何かな?」

 

と少し怪訝そうに言う。

 

その様子に極めた歌仙は

 

「先程ね、

七夕🎋飾り担当刀剣たちが

“近侍さんがご機嫌斜めだ”と心配していたからね、この本丸の初めの一振りの僕が様子を見に来たんだよ。

どうやらやっぱり、いつもの様子だから心配はいらないみたいだね。」

 

と、答えた。

その答えに

「その言い方の場合、俺は常に機嫌が悪い、と言ってるように聞こえるけどね」

と長義は、何か腑に落ちず、言い返す。

 

「そうは言ってないさ。、、でも言い方が厳しいのはいつもだろう?

そういう言葉は、“そう”聞こえてしまいがちだと言っているんだよ。

 

君が“どんなに信用ある刀剣であるか”ということは、

共にあの“本丸の危機”を越えた仲間として知っているのだから、

 

話し方で新人刀剣に嫌われるのは、、、と思っているだけさ」

 

そう言い、極めた歌仙兼定は、長義に微笑みかける。

 

長義は、想像していなかった答えに、居心地悪そうに

 

「、、俺が嫌われようと、初期刀剣には関係ないと思うけどね」

 

とそっぽを向いて言う。

極めた歌仙は

「そうもいかないよ。主が君を信用しているのだから、、そうだろう?主」

と言い、主を穏やかに見つめる。

 

主は

「はい、そうですね。

オレ、記棟跡《キトウセキ》が、この本丸で今も審神者として任務を果たせているのは、オレに何度も気をかけて下さった長義さんのおかげですから、、感謝しておりますし、信用もしております。」

と極めた歌仙と微笑み合うと、長義にまた穏やかに微笑みかける。

 

その微笑みに

 

「、、、感謝されることはない。元監査官として、本丸の存続を重視して、主を管理すべきと思ってるだけだよ」

 

と照れ臭そうにしながらも、いつも通り、冷たげな言い方をしてしまうのは、この本丸の長義の癖だと、

初期刀剣の極めた歌仙と主は知っていた。

 

 

七夕🎋祭り当日。

 

この本丸の初めの一振りである極めた歌仙兼定の勧めで、本丸の刀剣たちも短冊に願い事を書くことになり、皆が思い思いに願いを記す。

どうやら、軽装を持っている刀剣たちは軽装を纏って、七夕🎋を楽しんでいるようだ。

 

笹に短冊を下げ始めた刀剣たちを見ながら、まだ近侍担当をしていた山姥切長義が期限について呟いている。長義も軽装を持っているので、主に着るように促されてしぶしぶ纏っているようだ。

その姿を特命調査で何度も共に出陣していた極めた蛍丸が軽装姿で『また言ってる、、』と呆れてみていた。

 

「本歌さん!短冊は書いたんですか?」

特命調査出陣部隊にいた極めた堀川国広が明るく長義に声をかけてくる。堀川も軽装姿だ。長義は、この本丸では、実はあまり呼ばれ慣れていない“本歌”という呼び名にやりにくそうにしつつ、

「、、近侍任務が一段落したら書く予定だが」

と答え、視線を極めた堀川にむけると、

その後ろに、、

「今夜までは書いておいたほうがいいだろう、、この本丸の極めた歌仙は、“書かなければ雅じゃない”と言うだろうからな」

と、こちらも軽装を纏った極めた山姥切国広が立っていた。

 

「、、、偽物くんに言われなくても、わかっているよ」

 

その、前よりも視線を真っ直ぐ見るようになった山姥切国広に長義は、少しやり辛さを感じつつ、嫌味を呟いて、遠征部隊の確認へむかった。

 

 

書斎に、軽装を纏った極めた歌仙兼定がやってきていた。

 

「短冊が下げられていくさまも、とても雅で良いよ!皆が下げてくれるのが楽しみだ」

 

と、とてもご機嫌に主へ語りかける。

 

「そうですね」

 

と主も微笑みかける。

主も、就任六周年記念で刀剣たちから贈られた軽装のような衣装を身に纏う。

その微笑みに極めた歌仙も微笑み返すと、

 

「、、主は“何を書く”予定だい?」

 

と、そっと聞き返す。

その姿は、極めた歌仙が、主の“特殊な存在による悩み”で“願い事”を書くことを毎度迷っていること知っている様子だった。

その気遣いに申し訳なさそうに微笑み、主は、

 

「、、ご心配おかけしてすみません。

、、でもわかったことがあるんです。

 

大きな苦難に立ち向かう時、

必要なのは、“願うこと”ではなく“信じること”であると、、、」

 

と、

あの、この本丸だけではなく審神者部署全体が危機に陥り、そして、本丸内での葛藤の危機が起こったあの日を胸に思い出すと、

 

「だから、今は“信じていること”を書きたいと思っています。」

 

と、とても穏やかな表情で極めた歌仙に微笑みかけた。

 

 

七夕🎋の夜、

本丸の皆の短冊が下げられた。

 

薄紫色の短冊が優しい風に揺れる。

 

[雲外蒼天 

 審神者 記棟 跡]

 

【夏の庭《夜、七夕🎋》】

二〇二三年七月七日

 

2023.7.3~7.4

砂水雫☆*

 

〈あとがき[鍵]〉

 

雲外蒼天(うんがいそうてん)

雲外蒼天とは、「困難を努力して乗り越えた先には、明るい未来がある」という意味の四字熟語。

 

四字熟語参考リンク先:

https://news.mynavi.jp/article/20220613-2367251/

 

遂に、、、、

他愛もない話【奏曲鐶《カナデクルワ》】

茶肆[ちゃし]期目(四期目)

が、のんびり更新開始しました!

 

三期目は、一期と二期よりもだいぶ長くなり、「何処で節目にしようかな〜」と思っていたら!!?

まさかの公式様の方で“一節”のエンディングを見ることに❗

「じゃーちょうど良いから、審神者物語も節目にしますか!」というノリでw

あっさり、公式様のネタの弊本丸改変版で三期目を終了させて頂きました。

 

その後もゲーム(pocket本丸)でのんびり審神者業をしていましたが、公式様が大規模アップデートするって発表があったので、もし物語を再開するなら、アップデート後が面白そう、、と単純に思い立ち、現在に至っております。

 

そうそう❗

まさか、アップデートで、本丸の城の名前を入力することになるとはw

入城で一晩かかりましたよ(笑)

でも、ちょうど四期目のサブタイトルを決めなくてはいけなかったので、勢いでw

サブタイトル=城の名前になりました!

 

サブタイトル補足記事↓

 「【DTセッション☆企画17】とうらぶリニューアル&本丸名」

 ⇒ https://ameblo.jp/337mugentone/entry-12800302277.html 

 

でも、読ませ方は、本丸の城の名前とサブタイトルで変えることにしました。

 

城の名前は、【奏曲鐶~ソウキョクセン~ 】

サブタイトルは、【奏曲鐶《カナデクルワ》】

 

前回の囃子もそうでしたが、音や曲を感じられるタイトルにしたかったので、良いタイトルが思い付いて良かったです✨

 

今回の物語のきっかけは、公式様の七夕🎋景趣です!創作審神者ネタで七夕🎋の話はいくつか描いていたので、個人的にかなり嬉しかったです☆&三期終了後に描いていた審神者軽装を物語内に登場させることができて満足でした❗

七夕🎋景趣は、期限まで存分に楽しみます🎵(個人的には旧暦七夕まで見ていたかったですがw)

んでやっぱりwリアルゲームで鍛刀任務担当は物語と同じく長義さんです!頑張って頂いています。

 

ちなみに、四期って四って何だかイメージで変えたい衝動にかられたのでw

四=肆で茶肆[ちゃし]、茶屋ってことでw

お茶屋でゆっくりするイメージでのんびり更新していきたいですね!

 

次回もまた思い付きましたら更新します!

 

それでは、皆様も素敵な審神者ライフを✨✨

 

 

 

七夕🎋関連記事↓

 

審神者の七夕🎋イラスト

創作審神者[pocket五周年記念] | 砂水* #pixiv https://www.pixiv.net/artworks/88138985

 

 

◆二期

【審神者ノ他愛もない話~旧暦七夕前夜~】 | 砂水* #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11809687

 

◆三期

【七夕】 | 砂水* #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13572546

 

【七夕と短冊と本歌】 | 砂水* #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13572618

 

【異界懐古~短冊と花と稲~】 | 砂水* #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13572911

 

【七夕と蛍と黒い狐と…】 | 砂水* #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13573011

 

【本丸、審神者就任五周年】 | 砂水* #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17206948