貴族たちが開催した歌会を再現した催しものは全国に有りますが、ここ伏見区の城南宮の曲水の宴の特徴の一つに、歌人が7人であることがあげられます。
4月29日に開催されたこの行事は、古代の中国で始まったとされます。宮中行事の一つですが、皇帝の庭園を流れる『遣水』という曲がりくねった小川のほとりで次々と歌を詠んで、小川を流れてくる台に詠んだ歌を載せて、競い合います。
永和9年(353年)3月3日、書聖と称された王義之が曲水の宴を催したが、その際に吟じられた漢詩集の序文が、『蘭亭序』であるといわれてます。
日本では、筆で短冊に和歌を書きつけると、小川を流れて来る台に載せられた酒盃を飲み、代わりに『やまぶきの花』を添えて、元の流れに戻すという作法で進みます。
後に、7人で詠んだ歌は、正賓の待つ高殿に運ばれ、披露されたことはいうまでも有りません。
是非歌を聞いてみたいものです。
