紀元前三世紀にエジプトで、70人のユダヤ人が70日間でヘブライ語原典からギリシャ語に翻訳したと伝えられる旧約聖書のことです。
ヘブライ語が読めないギリシャ語圏のユダヤ人(ヘレニスト)はアレクサンドロス大王の遠征以降、増加したと言われ、この翻訳本の必要性が高まり作成されたようです。何故70人が70日間で作成したと記述されたのでしょうか。
本の権威を高めるため、後世この本の信憑性を疑われないよう当時権威のあった七を冠する説話を織り交ぜて記述しました。
なお、ユダヤ教では、ヘブライ語の写本(典拠としている)のない文書を排除する為、この時排除された文書をユダヤ教では外典というそうです。
因みに、七十人訳聖書は、現存している旧約聖書のヘブライ語写本より多いため、一致してない文書は外典扱いとなっているそうです。