マオリ族の神話では七舟に分乗した七神がカヌーに乗って航海の果てに到着した島がニュージーランドだそうです。
そのカヌーの名は『アオテア』『アラワ』『クラハウポー』『マタアツア』『タイヌイ』『ターキチム』『トコマル』とされてます。
現在でもマオリ族の人々は、自分の先祖がどのカヌーに乗って来たか(出自)を語る場合の出発点として大事にしているそうです。いわば家系を超えた同郷の意味合いに近い名称になっている訳です。やがて、人口が増えるとそれだけでは社会集団を維持できないため夫々の集落や身分によって異なる刺青(同胞意識が育成される)を身体に施すようになったそうです。
カヌーの名は最初神への祈りの長い言葉を七区分し名とし、やがて神そのものの名へと進化し神格化されたと思います。