どこからか勧請された貴重な神社です!七つの面とは何でしょうか?実は山梨県身延山周辺には古来より修験道が盛んな地域で、その中に『七面山』が在りました。
この山には池があった為『池の神』信仰が生まれました。説話によれば『甲斐の国波木井郷の水上に七つ池の霊山あり。その水にて浄めれば平癒せん』とお告げがあったという姫君伝説です。
ここに登場した『七つ池の霊山』は『七面山』と云われ、『身延鏡』に残された伝承によれば、『山を七面といふは、此の山に八方に門あり、鬼門を閉じて七面を開き、七難を払い、七福を授け給ふ七不思議の神の住ませ給ふ故に七面と名付け侍るなり。』と有ります。この神様を勧請したのがこの神社の由来でした。
この七不思議の神→名詞の前に七を冠する表現は、日本に伝承された古来の神の表現方法の一つでしたが、やがてめでたき事(言)に広く使われるようになりました。
ところで、七福神のうち六神まではインドの神様ですが、ここでも前述の姫君伝説の後日談では、七不思議の神は、『我名は厳島女(いつくしまにょ)と申しける。我は弁財天なり』とインドの神様であることを告白してます。
更に、垂迹の姿現はし給まえへと花瓶を出し水に影を映せば、壱丈余りの『赤い竜』となりて、七面山の池に向かって飛翔して行ったそうです。
この様なことから足立区の七面神社は七不思議の神を祀った神社だと思います
