あかといえば、銅の事だと皆さんはご存知でしたか?
銅(あかがね)鉄(くろがね)金(こがね)は昔からの言葉です。
鉱脈を見つけ堀進み完成すると、坑道の形を【百足】に例えられました。
穴掘りの松明(たいまつ)も百足の足の動く様に例えられました。
鉱山や冶金にたずさわる民は、自然とあかを一族のシンボルとして受け入れ
あかの一族の本拠地
赤の城
赤城
赤城山
あだ名が地名や山の名や一族の名や職業集団の代名詞に発達していくのです。
ここで【日光山縁起】を紹介します。勝った側からの物語です。
有名な日光山と赤城山の神戦の様子描かれてます。
下野日光の二荒山の神と上野の赤城明神は、山中の湖の領有をめぐって争っていました。
二荒山の神は孫の【小野猿丸】に私が勝てば、山の狩場の権利を与えるという約束で加勢を頼みました。二荒山の神は大蛇(農耕神)に変身し、赤城明神(もと鉱山や冶金の民の神)は大百足に変身し戦いました。
その時、助太刀に現れた猿丸の射た矢が、大百足の左目に当り見事百足の赤城明神を退けました。
以後上野国から下野国の山々は二荒山の神の領有するところとなりました。
やがて、実際に起こった戦いは伝説となり、日光山縁起の元となりました。
今は赤城山に鉱山が有ったかどうか定かではありませんが、鉱山や冶金業の民が周辺に居住し、赤城神社の氏子として栄えたことは言うまでも有りません。