トルストイも七にまつわる童話を作品にしていたとは知りませんでした。
チョット長いですが要約文を載せましたので、読んでみてください。
むかしむかし、ある村で、 雨がちっとも降らない日が続きました。
ある家に女の子がいましたが、お母さんが病気になって寝こんでしまいました。
女の子は、お母さんに水をあげたいと思って家を出ていきました。でも、どこをさがしても、ひとしずくの水さえも見つかりません。女の子は疲れてしまって、野原の中の草の上で、そのまま眠ってしまいました。
しばらくして目をさましたら、目の前にあるものをみてビックリ。すぐ前に、一本の木のひしゃくが置いてあり、その中にきれいな水が光っているのです。
すぐに飲もうとしましたが、「いいえ、わたしよりもお母さんに早く飲ませてあげましょう」急いで、家のほうへかけていきました。
> すると、途中で一匹のイヌがいました。「わたしは、死にそうです。一口だけ飲ませてください。ワン」
女の子は、手のひらに少し水を入れると、イヌにさし出しました。犬は喜んで、ピチャピチャと水を飲みました。
するとふしぎなことに、木のひしゃくは、キラキラと光る銀のひしゃくに変わりました。
> それから、急いで家へかえった女の子は、> お母さんは、ゴクリ、ゴクリと、ひしゃくの水を飲みました。
『ありがとう』お母さんがそういったとき、銀のひしゃくは、金のひしゃくに変わりました。
そのひしゃくの底には、まだ水が少し残>っています。
女の子が、今度はやっと自分が飲もうとすると、ふと、一人の知らないおじいさんがやってきました。「のどが乾いて倒れそうです。一口でも水を飲ませてください」残っている水はわずかです。
おじいさんにあげてしまうと、自分は飲むことができません。
でも女の子は、ひしゃくを渡してしまいました。その人は嬉しそうに水を飲むと、「有り難うございました」と、お礼を言って出ていきました。
>女の子は、あとに残ったひしゃくを見てビックリ、ひしゃくからは、きれいな水が、こんこんとわき出ているのです。
>女の子が飲んだあと、金のひしゃくには、ピカピカと光る美しい七つのダイヤモンドが付いていました。
そうして、それが空へ飛んでいったかと思うと、七つのお星さまになり、ひしゃくの形の星座になりました。
それから、ひしゃくの水を飲んだお陰で、お母さんの病気も直り、二人は幸せに暮らしたということです。
ロシアにも七を尊い話に織り込む伝統が脈々と流れていたのです。