新潟県の昔話には、古事記の中の説話と似た話が残ってます。

越の国の姫[奴奈川姫ぬなかわひめ]の物語です。

皆さんこの漢字『瓊』(ぬ)と読みます。

 同じように『玉偏』があることから、玉を現す古語の一つです。

今はほとんど使われてませんが、奴奈川姫は『瓊の川姫』と読めます。

古代(弥生時代)でも糸魚川の翡翠は玉として最高の価値あるものでしたので、ぬの取れる川という言い回しが、川の名としてぬなかわ、そして地名にまでに『沼川郷』ヌナカワゴウとして残りました。

そんな姫様の物語です。

因みに、な行は否定的意味合いの音ですが、この場合は派生的に、二つとない、稀な、普通でないものにも表現が、拡大していった結果『ぬのもの』玉にも使われるようになったと思います。