イナンナ女神は愛と豊饒の女神だと云われてます。
また、金星の女神とも云われてます。
私には古事記に似た話が有り、恐ろしいものをチョットだけ覗いて見たいという人間の心理に近い神に思えます。
イナンナ女神は女神にふさわしい七つの『メ』を身にまとい、七都市の神殿を捨て冥界に旅立ちます。
残念ながら、七つの『メ』は解明されておりません。
恐らく七つの能力を現していると思われますが、『勇気』とか……
ラピスラズリ(宝石)で建てられたエレシュキガル神の神殿を目指して冥界の入り口までやってきます。
[門を開けよ]と叫びます。
冥界の主であるエレシュキガル神は、天を捨て、地を捨て来てはならないこの地の門の前に立つイナンナ女神に怒り冥界の七つの大門を次々と開けさせ、最後の門をくぐったら、彼女の衣装をすべて剥ぎ取ることを命じていました。
七つ目の門をくぐった時には、全裸とされてしまいました。
エレシュキガル神が玉座に腰掛け、家来であり裁判官でもある七柱のアヌアンナ神が裁きを下した彼らがイナンナ女神に[死の眼差し]を向けると、イナンナは死体と化した。
七つの大門は後世他の宗教に影響を与えました。例えば、新薬師寺の七つの入口や、エジプトの死者の書に出てくる『七つ門』などです。