群馬県吉井町付近に伝わる伝説です。
物語の概略は
羊の日に生まれた若者は藤原羊太夫宗勝と名づけられました。
父藤原勝定が城主として守る八束山城は戦いの末落城します。
小脛(こはぎ)と名乗る千里を駆ける家来も守りきれず、つき従い
羊太夫宗勝が鳥のとびとなって飛び立ち、かの地で共に自害します。
逃げた妻と6人の女房たちもやがて自害、これを哀れんだ老僧が
7人の遺骸を輿に乗せ葬り、後にこの山は七輿山(ななこしやま)と
名づけられました。
七輿山は七輿山古墳として現存します。
100メートルを超える巨大古墳で、私も訪れました。
この伝説の不思議さは吉数[七]をきれいに織り込んでいることです。
そして古墳には不思議と伝説が結びついています。
更に[多胡の碑]日本三古碑のひとつの記述にも関連があると言われてます。