にんぎょの いきは ますます はやくなり くるしそうであったが みこは なにもすることが できなかった くるしい いきの なかで にんぎょが きいた

「おまえは こを うむのか」

「わたしは みこだ おっとをもつことは ない だから こもうまない」

「そうか ならば たのみがある」

「なんだ わたしに できることか?」

「おれが しぬまえに こいつを しゃぶってくれ」

そういって にんぎょは ヘソのしたのほう イルカみたいになっているところから はえている とっきを つかんだ

「これは?」

「いのちの みなもとだ おれは もう しぬ そのまえに こいつを くわえてくれ」

みこは それが にんぎょの ペニスとはしらない しにかけた にんぎょの たのみを きいてやった くちいっぱいに ほおばって やると にんぎょは みこの あたまを かるくおさえ しずかに こしをうごかした みこは くるしくなり くびをふったが にんぎょははなさず すぐに くちいっぱいに あついものが あふれた みこは ふりほどこうたしたが にんぎょは しっかりとあたまを おさえ 

「のむんだ ぜんぶ」

と みこの みみもとで ささやいた

ゴクリとのどを ならして みこは それを のみこんだ

にんぎょが うでをはなすと みこは とびのき

「なにをする!なにを飲ませた!」

と にんぎょを にらみつけた にんぎょは

「それは おれの しらこだ おまえは こをうまないと いうので のませた もし ながいき したくなったら おとこと まじわれ そうすれば おとこの のこりの じゅみょうは おもえの ものだ」

そういって にんぎょの いきは たえた みこは にんぎょの なきがらを みつめて つぶやいた

「わたしは みこだ しぬまで おとこと まじわるなど ない ムダな おくりものだ」

そういって みこは にんぎょの なきがらを だいて うみにしずめ いしをたかせて うきあがらなくした

きしにあがり みこは つぶやいた

「これで くわれることは ないぞ」