予備校を研究し尽くした私だから書ける記事として参考になればと思います。


①講義だけでなく、テキストが改良されない。


これは、法改正対応などの話ではなくて、より良い物を目指しているかと言うことです。


例えば、法律実務基礎科目テキスト。


予備試験口述では刑法の構成要件が聞かれますが、現在は刑法の論証集の使い方を取った方にデータ提供されます。


が、しかし、当然一冊にまとまってたほうがいいので、法律実務基礎テキストに組み入れたらどうかと5年前に要望がしましたが実現せず。


ずっと同じ内容。むしろ組み入れられない理由ってなに?


例えば、予備試験合格パックを取っている人は関係ないが、法律実務基礎の予備試験過去問だけをやりたい人は予備試験過去問講座を取るしかない。


が、しかし、7科目ももれなくセットで付いてきてしまう。その分当然金額も高い。


こちらもニーズに応えるべく別売りを5年前に提案したが実現せず。


まぁ、他にも色々ありますが、意外とアガルートって柔軟性があるところとないところハッキリしてます。


②工藤先生のこだわり講座が残っている。


アガルート側の抗弁として理屈はなんとでもつけれますが、まず、旧司過去問講座。


これいらないだろ、重問やり尽くしたほうがいいし、重問は予備、旧司の重要問題が組み入れられている、、、えっじゃあこの講座の問題はおまけ?

もちろん有難い人もいるだろうが、基本はありがた迷惑だろう。


短答知識完成講座。

上三法だけなのやめて欲しい。

むしろ下四法の方が重要でしょ。過去問が中心となった短答学習において弊害。


下四法なぜ作らない?作らないところに工藤講師の隠居感が垣間みえる。


③マネオプ400万


不評だったのか2025・2026講座では引っこめている。


④テキストが基本的に相互補完あっての完成度


例えば総合講義テキスト。

これは論証集、重問、全て揃ってないとうまく回らない。


総合講義テキストはこれだけで読むにはスカスカすぎる。

講義からの書き込みや、論証集、重問からの逆書き込みがあって完成する。


論証集や重問も同じ。論証集も具体的な事例を重問や総合講義でイメージできないと、ただ、文章の塊を暗記しているだけになる。


でも重問は他の予備校に比べればましか。

(解説なしの答案例のみが他の予備校は多いので)


⑤あつみんが微妙


あつみんが最近色んな講座を出している。

キックオフだの、短答学習方法講座だの。


これがクオリティが低い。

というかこの人はカリスマにはなれない講師。


キツイ言い方だが合格への必要要件ではない。泣

そのせいで合格カリキュラムが値上がっている節もある。


⑥囲い込みがひどい


2025・2026年合格目標リリースといいながら、実際、あつみんのキックオフ講座や導入編で8ヶ月引っ張って本番の講座まで伸ばしている。


流石に3年後合格目標をリリースしてる予備校は今まで見たことがない。

ちなみに一年合格カリキュラムの3年後目標ですからね。笑


⑦工藤先生のツバキ音が気になる


鼻詰まりからのツバキなのか、飲み込む口から発せられる音なのか、とにかく表現できないが、気になる人はめっちゃイライラすると思う。


すくなくとも評判どおり聞きやすい講義ではない。


総論

結局言ったもん勝ち。


重問難しい

⇨重問は基礎知識と書き方を習得済みの方が対象。


短答過去問回したのに合格しない

⇨知識だけでなく解法について学ぶ必要がある。


などなど、探すと他にもいろいろ言ってる。

予備校が述べてる抗弁や理屈はいくらでもある。


所詮は中学、高校、大学予備校と違って資格予備校ということだ。


結果に言い訳してるようでは、この業界自体に発展はない。


受験予備校が志望校に受からせることができないことを小学生や中学生や高校生である受験生のせいにしてるか?


否。


それだけある意味、司法試験予備校は寡占状態だし、そもそも講師になりたい人なんて少数で変わり者ってことか。


アメブロガーのぎんざけさんが言ってたが、やはり司法試験は、講師の絶対的なレベルでいけば独学にすべきなんだろう。


そもそも講師になることが選択肢として少ない司法業界では。