episode.02
宇「ちょっ、、西島くん!」
西「あぁ、ごめん!大丈夫やった?」
宇「あ、うん、」
腕を引かれて着いたのは
やっぱり公園
宇「ここで何するの?」
西「え、分かってないの?」
.....え?
西島くん、説明してくれましたか?
少なくともわたしは聞いてない
宇「うん」
西「走る練習する」
宇「....は!?」
自分の耳を疑った
ハシルレンシュウ、、?
西「なに固まってんの笑」
宇「だ、だって、、!」
西「はやくするよ」
宇「ふたりで?」
西「え、ほかに誰か見える?笑」
ダメだ、
何を言っても通じない
_____30分後
宇「はぁはぁ、、っ」
西「初日にしてはよくやったじゃん」
宇「まぁ、、ね?」
しまった、、
彼は気づかれてたのかもしれない
わたしの負けず嫌いに
西「はい、みさこちゃん」
宇「、、わっ!」
目の前に差し出されたスポーツドリンク
西「そんなビビる?笑」
宇「いや、名前....」
西「ん?名前?」
宇「みさこちゃんって何なのよ」
友達がいないわけでもないけど
クラスでは、ひとりが多い
だから、
西島くんが初めてだった
すんなり名前を呼んでくれたのは
西「呼んだらダメだった?」
宇「ダメっていうか、、」
西「俺がはじめての友達じゃ、嫌?」
彼は変わり者だと思う
こんなわたしにそう言ってくるなんて
宇「嫌、じゃない」
西「ならよかった笑」
考える前に言葉が出てた
嫌じゃない、と
西「みさこちゃんも名前呼んでよ」
宇「呼んでるじゃん」
西「西島くん、じゃなくて、さ」
宇「.....えっと、」
西「あれ?俺の名前知らん?」
宇「.....知ってる、よ」
西「じゃ、呼んで?」
さっきと同じ瞳
あぁ、わたしはこの瞳に
.....弱い、
宇「たか、ひろ....くん」
西「緊張しすぎでしょ笑」
ぽん、と
頭の上に置かれた大きい手は
あたたかかった
鞄の中のケータイが
通知を受け取ってることに気づかずに、