占い師、「青」の不滅を願う

大抵の身近な動物に噛まれていることに定評があって、旅先で食べ物関係でちょっと不思議な思い出ができがちなことにも定評がある笙蒔みみこですこんばんは。

ここ最近はなかなか世知辛い事情などもあり・・・ブログが毎月の十二星座占いのみになってしまっていて（汗）

書きたいネタストックもいくつか貯まってきたので恒例の「テーマ選び占い」をしてみたところこんな感じに↓↓

この3枚、【季節ネタ】という位置に出たんですけどね。

その位置に出たこの3枚を見たとき、何だかすごく「ああ……」と思ったのです。

【死神逆】には、終わらないとか不滅とかの意味もあると同時に「変われない」という意味も。

【世界】には、完結・完成、あるいはそのまんま「世界」。

【ワンド２逆】地続きの未来が見えない→喪失、ためらい。

変化（適応）できないと、未来を見ることができない世界。あるいは何かを「殺さないと」未来を見ることができない世界。

じゃあ何を殺すのかというと、アレです、童心とか、純粋さとか、お金に繋がらないこだわりとか、そういうやつ。

いわゆる未熟さ＝青臭さ……。

まあ確かに、抱えているといろんな不都合がありますよね。普通に「青臭い」って言われるし。くさいって何よくさいって。

なんかこう、新年度とか新学期って。

誕生日が来たわけでもないのに、ある意味強制的に「全員『せーの』で大人になって？」っていう圧を感じちゃうのは私だけでしょうか（泣）

思えば私は、間違いなく青臭さを殺しきれなかったタイプの人間なんだと思います。瀕死にはしたかもしれないけど、トドメはどうしても刺せなかった。だから働き盛りになるであろう年齢に、契約社員とはいえ客観的に言えばまあまあホワイトと言ってもいい企業を辞めて占い師になったりしてるわけです。職歴もすごく多かったり……ごにょごにょ。自分の「青」にトドメを刺せなかったがばかりに不利益を被ったこと、けっこう、ある。

でも、今になって生かしておいてよかったと思うこともあるのです。

それは、シンプルに「子ども」あるいは「子どもっぽい大人」の気持ちが普通に理解できること。

私、結婚はしていますが子どもはいません。

けれど私のことを気に入ってリピートくださる奇特なお客様の中にはお子さんがいる、かつ子育てについてご相談してくださるお客さんもいらっしゃいます。最初は「ありがたいけれど、どうして数いる占い師の中から私を？？」って思っていたけど（ごめんなさい汗）、たぶん、これなのかなと。青さを殺しきれなかったばかりに、子どもの気持ちがわりとわかるという。

ただ、何となくではあるのだけど。

現代って、私の頃とはまた違う生きづらさがそれはそれであるとは思うけど、でも。

私の頃よりはまだ、大人の中の「青」の生存が許される、というより場合によっては歓迎される、大事になってくる時代ではある気がするのです。そしてその価値はこれからさらに上がっていくような気がしているのです。占いでも何でもなくて、ただの予感、ですけどね。

（ちなみに「冥王星水瓶座時代だから～」という占い師がいるかも知れませんが、私はまだソコについては見解をもっておりません）

だから。

もし今「急いで【大人】にならなくちゃ」と焦っている人がいるのなら。

自分の中の「青」を滅ぼさねばならぬ、と思っている人がいるなら。

滅ぼしまではしなくて、普段は布で隠しておくぐらいでもいいかも、と、ちょっと言いたかったり。

青さ全開、珊瑚礁の海もビックリな真っ青っぷりでGO！！

とまでは言いません。いくら時代が変わったと言ったって、全開だったら逆に辛くもなる場面もあるだろうし。

でも。

殺すのではなく、ひっそりと取っておく。