いつかは絶対に来ない
ずっとは絶対にない

こんどご飯に行こうとか
こんど遊ぼうとか
いつか一緒にここに行こうとか

実現しない口約束とか
全部に期待してしまう

そんなものに縋らなくても
何かしらの愛で埋められる人でありたかった

実現しない約束に期待してしまう自分が嫌だし、何より自分が約束を守ろうと思ってもらえる人間に値しないという無言の事実がつらい

みんなの時間は目まぐるしく早く流れていくのに、わたしは誰かが言った「いつか」にしがみついたままいつのまにか置いてけぼりになっている

誰かに思い出されたい