早朝から走り出し📕📗📘📙campusにきた


ひとりのご高齢者が大きなビニール袋を

抱えてじっと立つ


お声をかけたが…今の場所すら抜け落ちて

気づけば一時間余りを歩かれている事に…


かろうじてご自分のお名前だけは言える


大学病院すら記憶が抜け落ち

分からず救急車で

到着されたという情報で

先ずは病院にご案内した


確かに早朝脳疾患で救急搬送された


方のお母上だった


記憶が落ち混乱されているのだろう


受付に説明し彼女の存在が判明…

良かった…


息子様のご入院で混乱されなんと…

2時間以上も歩かれていた事を知った


ご年齢が80歳を越えやっと歩く状態で

声をかけられて良かった…


この広大な📕📗📘📙campusの中を

彷徨う意味に…

何故かお気の毒に思ってしまった


涙を拭う彼女はさぞや不安だっただろう

声をかけて良かった…。


私の手を握り

『ありがとうございました』


大学病院にお連れして…

本当に良かった春の朝のお話…


眩しいSOLが朝を見つめていた…。