『迷い』
早朝走り出す空には
昇りゆくSOLが...
赤く染め憂いを載せ
恥じらうように
風は春を呼び
揺るぎない春を呼ぶ
谷を歌う鶯の声は
ふるさとの風景を歌う
父を思い...
母を思い...
そう...
君を思う刹那の風に
ひとときを捧げる
春の風のさみしさも
心に隠すオブラート
戸惑いの難破船のように
ジャイロも失せ
不確かな波間に揺れ
浮かんでいる
あぁ...無情
ユゴーの声が聞こえそうな
今朝の風景に
空を染める夜を待とう
ジャイロの路が見えるから...。