2020年4月からスタートした、トリニティヨガでのTTC200🌱


TTでは、アーサナリサーチやアーサナプラクティス等体を動かすワークに加え座学もあります。


座学では解剖学、生理学、哲学を学びます。



哲学と聞くと、私は思い出すことがあります。


専門学校時代、哲学の授業で

"全てのカラスは黒いのか"

という問いが先生から出されました。



??????

ん?

どういうこと?

カラスはみんな黒いでしょ。



この問いかけが印象的でした。



これは「ヘンペルのカラス」

全てのカラスが黒いのかを証明するには、世界中にある黒くないもの全てを調べて、

そこにカラスが存在しなければ、全てのカラスは黒いことが証明できる。

それは常人には無理難題なことですが。



私は哲学を充分理解していた訳ではないですが、哲学の不思議な世界観が私は好きでした。



そんな記憶もあったので、ヨガ哲学にも興味がありました。



ヨガ哲学では日常生活にも活かせる考え方がたくさんあります。



私がヨガ哲学で、印象に残っている言葉

それはカルマヨガ🧘‍♀️



カルマとは「行為」や「行為の結果」のこと。


カルマヨガは自分の行いに意識を集中させます。

結果に執着せず、今この瞬間に意識を向けることで幸せを見出していきます。



私はこれを食事の時に実践しています。

完全に集中できているわけではありませんが、スマホや雑誌は視界に入らない所におき、テレビやラジオ等は消します。

天気がよければ、窓を開けて外の新鮮な空気を部屋に取り込みます。



椅子に座ったら目の前にある食事に感謝し、香りや見た目を目で楽しんでからいただきます。



ひと口食事を口に入れたら、箸は箸置きに置きます。



そして、ゆっくり噛んで香りや食感、舌触りなどに意識を向けていきます。



こうすることで、自分の作った料理の味にも敏感になり、次はもう少し味を濃くしてみようかなとか、お米の水加減を調整してみようかなと考えるようになりました。



食材によって食感も変わります。火を通した玉ねぎのしなしな感、ピーマンの柔らかいけど少し深みのある食感。


食材と調味料が混ざり合って酸味や甘味を感じながら食べていきます。



これを実践してから、私は食事の時間がより楽しく充実した時間になりました😊



カルマヨガは日常生活で実践できるヨガです。



結果に執着せず、今この瞬間に意識を向ける。



私は食事以外の時間もこれを実践していきたいなと思っています🌱