12月26日、青木芳之騎手が横浜市内で死亡したと発表した。自殺とみられる。享年３５。
1995年に美浦・藤沢和雄厩舎からデビュー。同期には西谷誠、金折知則らがいる。初騎乗は1995年3月5日、中山競馬第1競走のサーストンフジオーで16頭立て13着。初勝利は同年3月12日、中山競馬第2競走でリッツリーターに騎乗してのものであった。2001年よりフリーになるものの藤沢厩舎とのつながりは強く、2008年5月18日の新潟競馬第9競走では藤沢厩舎のサトノコクオーに騎乗しJRA通算100勝を達成している。
また海外への長期遠征を度々行っている事でも有名である。2008年に藤沢厩舎のカジノドライヴがアメリカに遠征した際には、その経験を買われてスタッフとして帯同し、現地で調教にも騎乗した。2009年10月8日からは韓国（韓国馬事会 (KRA) ）・ソウル競馬場へ遠征していたが、JRA所属騎手が短期免許を取得して韓国で騎乗するのは初めてのことである。
心よりお悔やみ申し上げます。
