これは私自身の動画です。最後のランディングのスピード感がいいねえ・・。同じ処でグルグル、ステイして上昇気流キャッチを狙うもダメ。ここを外れれば直ぐ降りてしまうので仕方ない
(67歳直前のフライト・・最後かも・・。)

こんにちはー、さぶです・・。

秋も深まり紅葉も最高な時期です・・地元である栃木県も紅葉の名所はいっぱいあるけど、ここ数年わざわざ‘紅葉狩り’には出かけてないねえ、やっぱり歳のせいで出歩くのが面倒になっているんだね・・。

また昔話を始めます・・・S46年9月

「お見合い」が済んで初デートに出かけた。当時24歳の私の結婚観や農家に婿養子に行く気持ち、相手をどのように考えていたかが綴られている。
44年後の今、それを記録のままに再現してみよう・・変な文で理解できない内容かもしれないがそのまま載せてみる、今読み返すと興味深い、24歳の不安か?葛藤か?

9月5日(日)曇り・・第2741日(日記を書き始めて)

今日のC子嬢との行動を出来るだけ細かに記録してみよう・・
まず私がY駅に着いたのは10時半に6分ほど前だった、約束は10時半である。
そこでぐるりと見渡したが居ないので、「さてどうしよう?」と考えたとたんに彼女が来た。その間2~3分だろう、すぐ車に乗って走り出す。「さてどうしよう?・・どこかに行こうか?・・この辺の近くで面白い所はどこだろう・・少し遠くても構わないけど・・」「川治の方ですね・・」と言うのですぐに決定して向かった。

今市をすぎ、鬼怒川を過ぎ、川治・五十里湖にきてその展望台に行った。そこでゆっくりぶらぶらして、ベンチに座った。
彼女は一言も話そうとはしない、私は非常に息苦しかった。車の中でもそんな雰囲気だった。
私は、「ボートに乗ろうか?」と言って二人で下に向かった。
乗った、ボートの中では二人は向かい合っていたので割に話をした。そしてボートを降り上に戻って昼食にした。
そこを出たのは3時か少し前だろう、Y市に戻って街中を二人でぶらりと一回りしたが、あまり面白くないのですぐに車に戻った。そこで思い立って、「ゴルフの打ちっぱなしに行こう!」と言って向かった、PM4時を過ぎていた。

3箱打って汗をかいた。彼女にやるように言ったが、彼女はそれを頑なに拒んだ、2~3度勧めたのに・・。私の勧めの言葉を全部断って、それに従うそぶりは欠片さえ見せてはくれなかった。
それを終えて彼女の家に向かったが、彼女は家に近づいたとき、「そのままずっと走って行って下さい・・」と言った。私は2・3度それを確かめたが降りようとはしなかった。
U町からバスで帰るという・・私には彼女の気持ちが理解できない。

私はその時にこんなことを言っていた、「俺たちはそのつもりで付き合っているんだから、お互いに理解しなければならないよ、俺はあんたを・・あんたは俺を・・、それには話をしなければダメなんだ、俺は今日1日あんたといろいろ話そうと思ったが、、努力したけどそれは徒労に終わってしまったような気がするなあ、考えるとバカみたいだ・・俺たちはまだ何も知らない、それを知ろうとするには言葉によってしか理解できないんだよ。でも話すことを絶していればそれを理解できない、結局は性格の不一致ということになるね。それではいかんのだ・・不一致じゃなくて初めから解らんのだ・・理解してから不一致ということなら解るけど・・。」

「私は悪い性格なんだわね・・」「そうじゃないさ、それがあなたの本来の性格ならばそれでいいんじゃないかな・・、ただそうでなくて、本来の気持ちが出せなくて自分の殻から出る事が出来ないんじゃないかな?と思って・・」「・・・・」。

私は最後にU町に着いて彼女が降りる時にこう言った、「今度はあなたの方から私に連絡して下さい」「会社に電話してもいいんですか?」「かまいませんよ」「日中はいないんでしょ?」「うん、いる可能性は少ないね・・でもそのことが私に伝わればいいんだから、いくらもできるでしょ・・でもあんたはまた私に会う気はあんのかねえ?あんたの態度を見ていると私と居るのが嫌なような気もするし、非常に苦痛じゃないかと思えてならないんだ・・それはあんたが黙っているから、私はそう思ってしまうんだ・・」「そんな事はないですよ・・」。
そう、その通りで彼女自身そう思ってはいないと思う、しかし対人にそういう気持ちを起こさせる。しかし、私の知った人の中でも一風違った女の人だ・・仕方ない。

私は今日1日彼女と付き合って、気持ちが近くなったような気もするし又溝が深まったような変な気持だ。
今の私の気持ちは非常に複雑だ、今までの気持ちと違って解らない、このまま不理解のまま終わりたくない・・もっともっと会って話がしたい・・そう、お互いに冗談が言えるまでに・・。

私は今日走り出して直ぐ、「俺たちはまだ2~3度しか会ってないけど、もう2~3年も付き合ていると言うことにして、そんな気持ちで行こう!」と言ったら、「それは無理ですよ・・」と言っていた。まあ、そうだけど・・
俺の気持ちを理解できない代わりに、私も彼女を解らなかった・・。

それでも何度か会っている内に、二人の間はドンドン狭まってきてね、上手く進んでいったんだよ・・。

それじゃあ、またね・・。