崖観音(大福寺) |  湯~湯~自的

 湯~湯~自的

            
    カメラもカラオケも自己流
    露天風呂大好き人間
    温泉訪歴45年のやなさんのブログです

 

 

うちのカミさんの実家へはほとんど往復するのみで

 

名所や観光場所などを見て回るということはあまりありませんでしたが

 

今回はあちこち行ってみました。

 

翌日の日曜日、午前中に向かったのは那古船形にある 崖観音(大福寺) です。

 

館山市でも東京から向かうと手前の冨浦にほぼ近いところにあります。

 

 

 

 

日曜日であるためかどうかはわかりませんが、国道沿いの駐車場は満杯

 

観光バスも入れ替わり数台が来ていました。

 

ここは人気の名所のようです。

 

乗用車のスペースが空くのを10分くらい待ちましたかね~  (´∀`)

 

 

 

車 車

 

 

 

駐車場わきから上って行くと本堂前手前に別の道路から入ってきた駐車場がありました。

 

こちらから来れば待つことはなかったですね。

 

 

 

 

崖の観音 のあるこの寺院は 普門院船形山大福寺 といいます。

 

真言宗智山派に属するお寺さんです。

 

この前の記事の 那古寺 にもありましたが、この本堂両脇のソテツも見事ですね。

 

観音堂への上り口左手にある説明板によると

 

江戸時代の承応2年(1653年)の観音堂の火災、正徳5年(1715年)の観音堂再建、

 

明治43年の大豪雨による土砂崩れで本堂の倒壊、

 

大正12年の大震災により観音堂・本堂の倒壊といろいろ災害にあったようですね。

 

そして現存の御堂は大正14年、本堂が昭和元年に建てられたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

大福寺 のお地蔵さん、左は延命地蔵尊です。
 

 

 

 

 

 

 

本堂に参拝し、左手のスロープを通り観音堂に向かいます。

 

写真は撮りませんでしたが、右手は鯉之池がある庭園

 

これから先が上るのにちょっときついかな  (;^_^A

 

 

 

 

 

 

 

下から見上げた観音堂、皆さん一歩一歩ゆっくり上っています。

 

 

 

 

 

 

 

右に折れた階段を上った正面にあるのは お不動さま

 

崖の岩場をくりぬいて祠が造られています。

 

 

 

 

 

 

 

そして観音堂手前の石段、覆いかぶさるように

 

崖の岩と木が迫り出してきていますが、すごい光景です。

 

 

 

 

 

 

 

石段の途中にも岩をくりぬいたこんな祠がありましたが

 

何が祀られているのでしょうか?説明書きにはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

観音堂の階段左手にある謎の?洞窟、奥行きが不明です。

 

覗いてみたかったのですが、単管バリケードがあるということは・・

 

ここから先は立ち入り禁止ということでしょう。これも説明書きにはなかったですね。

 

房総地区にはこういった山や崖をくりぬいた洞窟等が多いです。

 

うちのカミさんの実家にも庭先南側の山をくりぬいた奥行10mくらいの穴があります。

 

 

 

 

 

 

 

辿り着いた 崖の観音観音堂 の内部で床は土足禁止、

 

説明書きによると養老元年(717年)というから、そうとう昔ですね~ Σ(゚д゚;)

 

地元漁民の海上の安全と豊漁を祈願して自然の岩肌に彫刻された

 

十一面観世音菩薩が本尊だそうです。

 

全体の痛みがひどく、制作年代の確定ができないとのことです。

 

 

 

 

 

 

 

天井を見上げると、格天井の一つ一つに描かれた天井画が見事です。

 

 

 

 

 

 

 

ここから眺めた景色も素晴らしいですね~  ヽ(゚◇゚ )ノ

 

 

 

 

 

 

 

望遠ズームでT側いっぱいにした画像です。

 

この日は天気が良くて館山市街はもちろん、全体がきれいに見渡せました。

 

目の前に日本百景の 館山湾(鏡ケ浦) が広がり、中央部分の先端は 洲崎 ですが、

 

少し左寄りに針の先っちょくらいの出っ張りがわかりますか?洲崎灯台です。

 

洲崎の向こう側にはうっすらと 伊豆大島 も見えますね。

 

前後しましたが、この後4月23日の記事の

 

http://ameblo.jp/33400873/entry-12268370720.html

 

雀島に向かいました。

 

断続的でしたが今回の館山シリーズ?ご覧いただきありがとうございました。