今回の秋山郷の立ち寄りで切明温泉の川原の湯を後にしてから立ち寄ったのが
屋敷温泉・秀清館 です。
屋敷温泉はこの 秀清館 と隣に かじか荘 という民宿があったのですが、
かじか荘は廃業したそうです。
温泉は共有していて、というより秀清館の方から分けていたということです。
秋山郷は過去に4度ほど来ていますが屋敷温泉に立ち寄るのは平成6年の4月以来で
今回が2度目、実に22年ぶりということになります。
入浴料を払うのに玄関に来ると、天井から吊り下げられた宿の看板がいやに汚い、
よく見ると燕が巣を作っていて、看板の上を止まり木にしていて汚れは糞でした。
入浴料300円を払い露天風呂へ・・
おかみさんから「熱いかも知れませんよ」と言われ
「熱いのは慣れているから」と返事はしたものの・・
手を突っ込むと、とにかく熱い ・゚・(。>д<。)・゚・
かけ流しの源泉が湯口からどんどん流れ込んでいます。
とても入れたものではないと思いつつも、ここに来た以上この露天風呂に入らねばと・・
タオルで身体を浸し、そろりと肩まで浸かったのも一瞬、
10秒と入っていられませんでした。温度計は持っていませんでしたが、
47~8℃くらいあった?それ以上?
この日の湯の温度は別として、私が22年前にこの露天風呂に入ったときは
周りの囲いなどは全く無く、外にはユンボなどの建設機械なども置かれていて
実にオープンな露天風呂でした。
女性には抵抗があったかも知れませんけれどね、でも行き交う人も車もあったわけではなく
わざわざのぞき込むという人もいなかったと思います。
上は22年前の画像で、こんな感じでした。開放的な状況がわかるかと思います。
おかみさんの話では、「保健所がうるさくてね~」と、仕方なく造ったような話っぷりでした。
露天風呂は退散して内湯にゆっくり浸かろうと受付に戻り・・
おかみさんからどうだったか尋ねられ、熱くここう言う状況だったと笑いながら話すと、
内湯の「入浴料300円はいらないから入って行って下さいと」の返事が・・
話は違いますがここのおかみさん気さくな愛想の良いおかみさんで、
初めて会った気がしなかったですね~、話のしやすいタイプです (^~^)
玄関を入って廊下を右に進んだ奥の右に曲がった所にあるのが内湯です。
脱衣場はこんな感じ。
このような銘木に書かれた効能書きっていいですね。
内湯も掛け流し、湯口から硫黄(硫化水素)臭のするお湯が注ぎ込まれています。
オーバーフローは浴槽の縁上端からではなく、縁のすぐ下に四角い穴が開けられています。
こちらは一人用の寝湯ですね。
浴室の壁上の天井は木造の小屋組みが架けられています。
造り直しをしたのでしょうね、外部から見ると屋根だけが以前の屋根と違っています。
洗い場は全面簀の子敷き、川側の明るい浴室です
淡いグリーン色したきれいな湯です。
内湯は今回初でしたが、適温でじっくりと浸かることが出来ました。
【 訪湯日 : 平成28年05月15日 】
過去に
【 訪湯日 : 平成06年04月10日 】
● 所在地 : 長野県下水内郡栄村屋敷
● 連絡先 : 025-767-2168
● 立寄り : 11時00分~15時00分 600円
(露天風呂300円・内湯300円)
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