江東幹線工事見学その2 |  湯~湯~自的

 湯~湯~自的

            
    カメラもカラオケも自己流
    露天風呂大好き人間
    温泉訪歴45年のやなさんのブログです


江東幹線工事その1の続きです。

工事用エレベーターに乗り地下30mまで下ります。あくまで工事用ですからね。

乗って動き出すとき、止まるとき「ガタン!」と振動がします。





今下がってきた場所が立て坑、ここから横が地下トンネルになります。






地下から地上方向を見上げたところ。

中央部分に写っているのが工事用EVのレールです。





ここから歩いてトンネルの中へ、我々が入って行けるのは20~30mくらい先までです。





カーブしているここから先は関係者しか入れません。

この場所で工事責任者の方の説明を聞きます。





工事の概要をパネルを見ながら聞きます。

どのように掘削されているのか、セグメントはどうやって

組み立てられるか、その他丁寧に説明して頂きました。





シールドマシンの先端からは液体が噴射され、削られた土は汚泥となって搬出されるそうです。

下に見える太い二本の管の上が液体を送る管、下が削られた汚泥が圧送される管だそうで、

地上部分に送られそれぞれ分離し土は土のピットから搬出されということです。

昔だったらベルトコンベアーやトロッコを使ってという話ですが、さすが最先端の技術です。





トンネルの上部にある太いチューブは掘削が行われている部分の

汚れた空気を地上に送っているダクトです。





つながれたセグメントの幅が違うのが分かりますか?

直線部分は1.5mでここから先のカーブで使われている部分の幅は50cmです。





地上に戻ってセグメントをそばで見て触って直に感じ取ってみます。

1枚の幅が1.5m厚みは35cmで6枚をつなげて直径6mの輪が出来ます。


我々見学で地下に入りましたが、完成すれば大きな雨水排水管となり、

もう中に入ることは出来なくなります。貴重な見学をしてきました。