女性性関連のワークショップを受けた日に、ボケて寝たきりのばぁちゃんが意識不明に、その次の次の日(つまり今日)に死んだ。

じぃちゃんは数年前に死んでいて、その時はラップ音が激しく鳴ったりして、病院から連絡が来る前に死んだことはわかっていた。

ばぁちゃんは、何にもない。

あるとしたら数日前に、小学校2年生のころ、ばぁちゃんと大阪城を見に行った時のことを何度も思い出していて、

そん時ばぁちゃんは、

「孫たちに会えて、旅行にもこれて、こんな凄いもの見れたし、もう死んでもいい」

といっていた。

これを何度も思い出していたことがサイン?虫の知らせ?驚かせないように優しく?

いつもばぁちゃんは、自分をブスでバカで、じぃちゃんはモテて賢く正しいといっていた。

じぃちゃんは、暴力、酒、ギャンブル、女、と、見事に全てまっとうしていて、孫の前でも息子とマジ喧嘩する激しいパワーを持っている人だった。

孫には優しくしてくれていたけれど。

そしてそれが収まったら、今度はばぁちゃんの人生の喜びを奪い始めた。

踊り、着物、小物を手作りすること、歌、友達付き合い…

女として楽しんで生きること、自分の人生を楽しんで生きることの全てを。

たぶん、ばぁちゃんからメッセージがあるとすれば、

「あなたは女としての人生を楽しんで生きなさい」

だと思う。

ばぁちゃんがボケ始めたのは凄く早かったとおもう。
まだ50代だったんじゃないかな…。

麻痺して生きていくしか、全てをわからなくして生きていくしか、なかったのかもしれない。

あと、子供がえりすれば自由に表現することもできるし。

施設に入ったばぁちゃん、誰のこともわからないのに、最後まで覚えていたのは、じぃちゃんのことだった。
そのばぁちゃんを、じぃちゃんは殴っていたけれど…

ばぁちゃんは、奪われたのかな?あげたのかな?

私にはとてもじゃないけど、ばぁちゃんのような人生は送れないよ。

きっとどんなに大変そうに見える人生でも、その人にとっては完ぺきで、ちゃんと学びをまっとうしているんじゃないだろうか。
幸せになることだけを学ぶために肉を持ってこの世に落ちてくるわけじゃないんだろうな。

そう思いたい。

ばぁちゃんが肉体を終えて
魂の旅に出る時に、いらないだろうけれど、
お守りのネックレスをつくった。

ばぁちゃんは、おしゃれが好きで、アクセサリーも本当はとっても好きだったから。

いつも優しくしてくれて、いつも何かしてあげられることはないかと愛してくれていたばぁちゃんに、せめてもの感謝を込めて。

ダイヤじゃなくてごめんね。

いってらっしゃい、自分のためだけの良い旅を。





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