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「リトル・ナイト・ミュージック」お昼の部を観た。
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人を愛して、愛して欲しい人の愛を求めて、相手の気持ちを推しはかり、こころの中で揺れ動く思いや感情。何も考えず、思いのままストレートに言葉にして伝えてしまえば、結果はすぐに得られるのに、悪い結果を得るのが不安で、動けず、自分のこころの中で悶々とストーリーを作って悩む。人間って、面倒くさい。面倒くさがって他人との交流をさけてしまえば、楽だけど、何にも生まれない。キャラクター達は、人間らしく一生懸命に愛を求めて生きていた。それぞれが愛しい人。
交流を通し生まれる人間の心情が見事に描かれ、とても面白く、感慨深かった。ひとつ一つの場面でのキャラクター達の心情から目が離せなかった。その心情を表すナンバーやことば達。素晴らしかった。
いろいろなキャラクターがいたが、
自分は…思考のパターンを当てはめてみると、やはり、ヘンリック。いくつになっても変わらない。
人から笑われているという自信のなさや不安。笑うな!と言う周りへの怒りに込めた自分への不満。何でも笑いに変えて処理するのはおかしい!という正義。いつも欲求不満ですねていて、短絡的で、衝動性があって…。
愛するアンに思いが通じてよかったね、ヘンリック。死ななくてよかったよ。だけど、また、同じ壁にぶつかってしまうはず。アンと一緒に成長できるといいね。
シャーロットとアンの「毎日の死」、デジレの「ピエロたちの喜劇」の心情はむせかえるほど悲しかった。
デジレとフレデリックの「ピエロたちの喜劇」はむせかえるほど嬉しかった。

みんな、自分の居場所をみつけられ、よかった。ほっとできる最後に救われた。
みんな、死に向かって生きている。のたうちまわりながら、自分らしく。

「リトル・ナイト・ミュージック」はナンバーはじめ、本当に美しい作品だった。ミュージカルだけど、ストレートプレイの様で。キャストの皆さんの表現の味や深みが、素晴らしい作品にしているんだと感じた。
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リーベスリーダーさん達が奏でる世界観は最高に素晴らしかった。私の人生にも寄り添っていて欲しい…何だかいてくれるような…、いや、いる!

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ここにいた!
『ひのあらた』は私の人生のリーベスリーダーだ。人生に迷った時、その表現で私を「生きていてよかった」と感じる世界に誘ってくれる。
「リトル・ナイト・ミュージック」という素晴らしい世界に誘ってくれたことに感謝したい。
舞台に立つ『ひのあらた』は美しく、優しく、面白く、かわいらしく…。歌声に魂が震えた。タキシード姿…世界一似合うもの。一緒にワルツも踊っちゃったラブラブ
生きているから感じることができるこころ。『ひのあらた』が観せてくれる演劇を通して人間らしく私を成長させてくれている。

ミュージカルを観るように、自分や他人との交流で生まれる心情を観れる余裕が欲しいものだ。

鬱々とした閉塞感から解放感へ。短い時間だったけど、魂の洗濯ができた。
楽しく幸せな2日間だった。
また来れるかな大阪。
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生きていれば来ることはできる。

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ありがとう大阪。
『ひのあらた』をよろしくね。ヒヨコ