モラハラ夫からの婚約指輪

昔って婚約指輪は一般的には給料三ヶ月分と言われていた。


別にそんなに高級な指輪が欲しいわけじゃない私。

モラハラ夫との結婚が決まった時に、どうやって婚約指輪の話しになったんだか
全然覚えていないが、モラハラ夫に貯金がないのは薄々感じていた私。

元々結婚前も、私にお金を遣う人ではなかった。

成人式の時に花束をもらったのが、唯一嬉しかったが、後からモラハラ夫の母親が持たせたものだと知った




婚約指輪…私が提案した。

私の父親が毒母親にあげた婚約指輪をリメイクしたらと…。

毒母親は全く使っていないし、勿体ないと思ったのかなぁ…私。

でも私が提案したのかも良く考えたら覚えていない。

私か父親か毒母親の誰かが考えたんだろう。


それでも私は『それいいね』って、モラハラ夫に話した。

だから、モラハラ夫はリメイク代だけで済んだ。

ラッキーなヤツ
婚約指輪を買わなくて済んだんだから。

私ってば本当に安上がりな女
騙された

もっと男らしい男なら、
『俺が買うから』って『俺に買わせてくれ！』言うよね。


しかもそんな私からの提案は断るよね


なんともその時から、情けないヤツだったのに見抜けなかった私

私にもやっぱり責任あるか

こんなふうに婚約指輪をもらった人はいるんだろうか

結婚前にモラハラ夫の財布の中身を考える必要なんてなかったんだよね。